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美実編被写体の少年
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第3話
「何座っている!」
「立て!」
2人の少年は黒い髭を生やした男に目の前まで接近され睨まれ、そう言われ男の両手に持たれた物に恐怖を感じ慌てて、よろめきながら立ち上がった。
「い・・痛い!」
「やめて!」
自ら先生と呼ぶように言った男にバラ鞭で2人は交互に小さな尻をズボンの上から叩かれ口応えする度に男に前に回られ顔を平手で殴られた。
「何が先生だ!」
2人共鞭で尻を交互に叩かれ頭の中でそう叫んで居たが、それを口に出さなかったのは左手に持たれていた一本鞭が2人の少年の視覚の届く床に置かれていたからだ。
「うるさい!」
「学校で許されない事をしたお仕置きの為に立たせている」
「今度座り込んだらバラ鞭が其処の1本鞭に代わるぞ!」
「1本鞭で叩かれたら制服がズタズタに破れる」
「今度座ったらズボンの前を叩いてやる」
「中身がどうなるか楽しみだ」
そう言った指導員の男が2人の少年の視界に入るように床に置いてある太い一本鞭に自分の目線を流した。
その視線の先にあるバラ鞭より数倍太い一本鞭に2人の少年の視線が誘導され恐怖感が増大した。
「荒縄に拘束された気分はどうだぁ?」
「動いたら1本鞭だ」
「じっとして居ろ」
「守、勃起させて見ろ」
そう言われた守は男の掌で前を摩られだしたので恥辱から僅かに膨らみだした。
「ズボンの前の可愛い膨らみも手で隠せないだろう?」
男にそう言われた守が悔しさから薄くて小さい唇を噛みしめた。
「拓はどうだ?」
守が、それ以上に勃起出来ないと感じた男が立たされ両太腿を擦り合わせている拓の方に歩き出し同じことをした。
「2人共男の子だぁもんなぁ」
「こんな時でも感じるだぁ」
拓の物も僅かに恥辱から膨らんだが尿意に襲われている拓の物は直ぐに萎えた。
「拓ズボンの前を手で押さえたい気分か?」
「今度トイレのトの字でも口に出したら口枷をしてやる!」
指導員に大事な所を触られ観られ、そう言われた拓が指導員の男のズボンの前を見返したら天張っていた。
「2人とも観客の皆様が来場されるまで漏らすなよ」
「漏らしたら一本鞭で其処を、お仕置きだ」
指導係で先生だと自ら言った男はそう言い残し2人を残し入って来たドアから姿を消した。
「守・・」
「朝になったら観客が来るの?」
拓が不安そうな顔で守にそう言った。
「俺にも判らないけれどそうかも?」
守が、動物の絵が座席のシートに描かれた薄暗く不気味な観客席を見回しながらそう言った。
「守・・そんなの嫌だ!」
拓も観客席に視線をやりそう言った。
「拓、俺もだぁ!」
「拓学校で楽しかった話でもしよう」
2人の少年は床に置かれたままの1本鞭が怖くて座る事が出来なくなり立たされたまま、眠る事も出来ずに現実逃避の楽しかった思い出の話をして居たら時間が早く経過し朝になった。
「坊や達おはよう」
「2人共可愛い顔しているなぁ」
「下の方も可愛いのだろう?」
「今日は楽しませて貰うよ」
「どうした?」
「おしっこしたいのか?」
朝になり2人の立たされている周囲より一段低い座席が集まりだした観客の色々な野次と共に埋まり、やがて立見の見学者まで出て人で溢れだした。
入場してくる、すべての観客は皆、色々な動物の絵が描かれた仮面を被っていた。
中には女装している客もいるが、全員男だ。
拓も守も、それを知らないから、これからの授業の変わる度に恥辱心が一層煽られる事になった。
立見の客の仮面に描かれている、絵はそれらの動物の中で一番弱い動物が描かれていた。
観客席のシートに描かれている動物の絵と、自分の被っている仮面の動物の絵が一致する席に観客席の客は座った。
それらの観客から、2人の少年には耐えがたい野次が次から次と飛ばされ耳を両手で塞ぎたいのだが、それすら後ろ手拘束だからできなかった。
だがステージの上に上がってくる観客は居なく2人の少年は胸を少しだけ撫でおろしていた。
「守・・どうしよう?」
それでも不安そうに座る事も出来ずに立たされている拓が集まりだした観客と守の顔を交互に見ながらそう言った。
「おしっこしたい」
「拓、俺もだぁ!」
その時に普通の照明以外に2つの赤色のスポットライトが同時に点灯しその光の輪の中に拓と守は被写体の少年とし飲み込まれた。
赤色の光のせいで何だか卑猥な少年に2人は見え始めた。
「あっ!」
「何か嫌なぁ事が始まる!」
スポットライトに飲み込まれた拓がそう思った時に守も同じことを思っていた。
その時に2人の少年の指導係の男が細めの荒縄を手にして現れた。
第4話に続く
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