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美術編チラリズム
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第6話
守は拓と違い真直ぐに立たされているだけなのでズボンが落ちないようにファスナーは3分の1しか下げられずに済んだ。
「見学者の皆さんこれでチラリズムのデッサンの被写体の準備が出来ました」
そう言われた時に真直ぐに立たされている守は両太腿を擦り合わせ我慢していた。
だが、しばらくし、尿意に勃起が負け、両足を擦り合わせる事の出来なくなった拓は出来るだけ前屈みになり膀胱に負担を掛けないようにし太腿の内側を時々震えさせていた。
「拓・・・・・・」
「可哀そうに・・」
「俺のせいで・・」
守は拓の惨めで滑稽な姿を観てそう思いながら、せめてもの罪滅ぼしに自分が先にお漏らしをする覚悟を決めた。
だが小さなプライドがそれを邪魔していた。
リーダ格の指導係とは別の、上下にやはり黒タイツを身に纏った頭の剥げた指導係が現れた。
そして拓と守の、もぉつこりした部分と普通なら観る事の出来ない、伏せた可愛い顔が恥辱に歪む様を、下から丁寧に覗き込まれ撮影され出した。
「僕の涙目になっている顔が、剥げおやじに撮影されている!」
「剥げおやじの奴!黒タイツの股間を膨らませている!」
「きっと、撮影だけでは終わらない!」
「此処から消えたい!」
気の強い、守が珍しく、無言のまま悔しさと、惨めさから目を涙で潤ませながらそう頭の中で思っていた。
拓も同様の事を思っていた。
その様子が、交互にステージの後ろに、ある拡大画像に映し出されていたので後方の弱い動物の仮面を被った座席や立見の見学者の視線が其処に釘付けになっていた。
「もぉこりを観察されている!」
「お漏らしの瞬間を待たれている」
少女のように視姦(しかん)された拓と守の2人はお漏らしした後の事を考え始めた。
「目立ちすぎる!!」
「漏れ始めた瞬間を撮影される!!」
そう同じことを考えた2人は雑用係の少年に引き下げられたズボンのファスナーだけでも上に戻し出来ればズボンの上の留め金を自分の手で止め直したかった。
だが両手は後ろ手に雁字搦めに拘束されているから諦めるしかなかった。
もう尿意も限界だが昨夜から何回言っても行かせて貰えなかったトイレに今更行かせて貰えないのは2人共判っていた。
自分達を凝視する前部の強い動物の仮面を被った見学者の手に持たれたモバイルカメラのレンズが、その瞬間を写そうと幾つも向けられていた。
そんな中で言えば言うだけ自分が惨めになり相手を喜ばすだけだと思って2人共項垂れて居た。
「右に立たされ上半身と右足を荒縄で拘束されているのが生意気な守です」
「左に右足一本で立たされ左足を目一杯上に荒縄で上げられているのが気弱な拓です」
「さぁ、拓も守も横や後ろを向かずに観客席の方に、しっかり体を向けろ!」
「そして腰を引かずに前に突き出せ!」
指導係の男に、そう言われても、少しでも膀胱に係る圧力を弱めるために拓も守も小さく、可愛いお尻を後ろに引き腰を屈めていた。
「いう事を聞かないと、どうなるか判って居るなぁ」
「顔を上げて、俺の顔を観ろ!」
最初から居た指導係の男が、そう言った直後に床に置かれていた一本鞭に、ニャリと笑いながら視線を其処に向けた。
「ズボンの前が割開らかれ狙いが定め易い所が、標的になる」
そう言われた、拓と守はバラ鞭でお尻を叩かれた時の事を思い出し、男の指示に従ったが、尿意に今まで以上に悩まされる事になった。
「守は両足を、もう少し広げ、しっかり膨らみを観て貰え!」
「拓は、もう少し顔を上げ、涙目を、しっかり見て貰え!」
「それから誰かに声を掛けられたら、そちらに顔だけ向けろ!」
指導員の男が拓と守を観客に紹介し、脅し、姿勢を意のままにさせた。
「それではデッサンをする方は始めてください!」
「撮影だけの方はその瞬間をお待ちください」
指導係の男が見学者に大きな声でそう言った。
20分ほど経過した時に見学者のデッサン画には荒縄の網目迄正確に書かれていた。
その間に、時間の経過と共に、拓と守の、閉じる事が叶わない両足の震えが尿意を我慢するために徐々に大きくなっていた。
その間にデッサンしている見学者以外が退屈しないように今日、拓と守の嵌められる貞操具を、どれにするか決めるためのアンケート用紙が雑用係の少年の手で配られていた。
「坊やはまだか?」
「おや?」
「硬くなったぞ」
「此処が、もっと大きくなったら、おじさんが買ってやるぞ」
そう言われ薄暗い観客席で時々、ペッティングされる事にも、射精の出来ない雑用係の少年はもう慣れていた。
「やっぱり素直にさせる為に、おしっこも勃起も出来ない貞操具が良い」
観客席の高齢の象の仮面を被った、腹の出た紳士が常連の虎の仮面を被った若い痩身の男を見ながらそう言った。
「あれは管理が面倒だから勃起出来なければそれで良い」
「言う事を聴かなければオプションの自動開閉する陰嚢リングを最小に締めれば泣き出し何でもする」
虎の仮面を被った若い男が、象の仮面の被った高齢の紳士の顔を観ながらそう言った。
「いずれにしても中身が丸見えの透明な物がいいぞ」
「性奴自身が自分で勃起出来なく管理された物を見る事が出来るから、その時の悲愴な顔を楽しめる」
若い男に高齢の紳士が懲りずにそうアドバイスした。
「そんなの見飽きた」
「安価な簡易式の巻貝の窪みの部分だけで出来たような針金と針金の間が空いた螺旋状の形をした貞操具もある」
「勃起した時に行き場を無くし針金と針金の間から、はみでた海綿体を好きなだけ指で摩りながら甚振られる」
「童貞の包茎を、そのまま閉じ込めた螺旋状の先の尖った部分を思い切り下に向け、陰嚢にきつく嵌めこんだリングに鍵で上下とも固定する」
「どんなに勃起したくても勃起は不可能だが、おしっこは女のように屈めば出来るから、カテーテルの管理をしなくて済むから楽だ」
「勿論、その許可は簡単には与えないけどなぁ!」
「許可なく勢いよく漏らせないように思い切り陰嚢リングを締めて置けば、別の苦しみと快感を同時に初心な少年に与えられる」
「その時の顔を鑑賞すると俺は無性に興奮する」
虎の仮面を被った若い男が嫌らしい笑い顔を仮面の下に隠し高齢の腹の出た紳士にそう言った。
このように見学者達はお互いに好きな事を小声で言い合いアンケート用紙に機能的には2種類だけだが、色々ある貞操具を好みに合わせ選択し記入していた。
2種類の機能とは排尿が出来る貞操具か、そうでない貞操具かの違いだ。
見学者の為の性奴学校を今日の授業が終了する時までに性奴の少年には、それの着用が義務付けられているなど拓も守も知るすべがなかった。
象の仮面を被った観客には、象がその長い鼻は吸引する事が出来るから、吸引権が付いていた。
虎には牙があるから、虎の仮面を被った観客には咀嚼(そしゃく)権が付いていた。
仮面を被って居れば、何処の誰かも判らないから、その権利を広い通路に拓と守が生贄とし、降ろされ、観客の手で引き回された時に遠慮なく、それらの権利も同時に行使される。
初心な拓と守は、それで悶え苦しむ事に、なるとは今は知る由もなかった。
アンケート用紙の記入の終わった見学者のモバイルのレンズの焦点は、拓と守のもぉこりと惨めさから再度顔が上げて居られなくなり項垂れた姿勢の顔の2つに分けられていた。
少年の項垂れた姿も可愛いく人気があったので一本鞭で大事な所を壊される事はなかった。
事前の別のアンケートで、あからさまに露出された物を見るより淡い色気に興奮するとの意見が多かったのでこうなったわけだ。
案外全裸より荒縄で上半身だけ拘束され白いブリーフに初心な美少年の可愛い物が、もぉこりとした所を少しだけズボンの前を割開かれたチラリズムは見学者に受ける。
そうされた少年は、次は全裸にされるかもしれないと常に思わされ焦る。
その恥辱に歪む可愛い顔と、もぉこりを見る事で興奮できる人間は案外多い。
「先生アンケート用紙回収して来たよ」
観客席で体中触られ乳首と短パンの前を起たせた雑用係の少年が乱された髪の毛を自分の手で整えながら言った。
「見学とオークションだけ目的の皆さま今から1人の予定が今日はなぜ2人になったか録画画像を御見せしますので、よろしければご覧ください」
美術の時間が始まり40分ほど経過した時にアンケート用紙を受け取った指導係の男がステージの上でそう言った。
それを聴いて驚いて2人共俯けていた顔を同時に上に上げ可愛い大きな目を見開いた。
デッサンを、していた人も含めて好奇心から一斉に50人ほどの見学者が画像の映し出された2人の少年が拘束されている後ろ方向の画面に視線を向けた。
その時に自分から視線が外されたのを知った守は動画を見学者に観られたくない事もあり、拓が恥をかく前に自分で覚悟を決めていたお漏らしをし始めた。
第7話に続く
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