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キヨレト 3
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レトside
はぁ…
大きなため息をついた。
あっ、こんちゃっす…レトルトです(´・ω・`)
今キヨ君が薬局に出かけたところです。
元から体調が悪いのはわかっていたのに、…。
まさか倒れるとは。どんどん悪くなっていく体調に憤りを覚えながらベッドの布団に埋もれる。
キヨ君に迷惑をかけるなんて。嫌われてしまうかな
キヨ君へ想いを伝えたらどうなるのかな。それこそ嫌われるのかなあ…
「好き」と言う感情をまさかキヨ君に抱くなんて。
はあ。本当はそろそろ伝えたいんだ。もどかしくて仕方がないのに。そんなことが頭に残る。重く積み重なるほど頭痛は重くなっていった…
今や意識が朦朧としている。
コンコン
キヨ「レトさーーん?」
キヨ「入っていいーー?」
ガチャリ
キヨ君が入ってきたのかな?深く布団を被っていたけど、キヨ君の顔が見たくてバサッと退けた。
キヨ「あ、レトさん!これ頭痛薬と水ね!」
レト「ありがと」
本当に優しいなあキヨ君。
レト「キヨ君好き」
キヨ「え?」
俺も本当にどうかしていたんだと思う。
急にこんな言葉を発するバカがいるのかと…
でもこんな優しいところ見せられたら惚れるよね。キヨ君補正…。
キヨ「…ね、ねえい、今なんて?」
レト「……。」
言ってしまった後に恥ずかしくなるなんて情けないなあと思う…。もうここまできたら大きな声で言ってしまおうか?今までのように楽しくいられなくなるのかな?葛藤が繰り広げられる。
ただ俺は耐えられなかった。日々重くなる恋愛感情を抑えるのが。日々悩む時間が増えるのが。期待してしまうのが。だから言ってしまおう。もし失敗したって気まずくなったって、否定してくれるなら、それはそれで吹っ切れる。
レト「恋愛感情としてキヨ君が好きです」
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