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おはなみ きよまふ3
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キヨside
…
ん?
なんか違和感が、いや気のせい?なんか苦しいような、
何せ楽しみであまり寝ていなかったのもあってかなりまぶたが重たいが、少しずつ目を開けた。
…いや、すぐに閉じた。
だって、なんかまふくんがいるんだもの。は?いや、なんでだ?自然にニヤついてしまうのが怖くて目を開けられない。ただ、ちょっとずつ抱きついた手が強くなっていくもんだからやっぱり目を開けた。
どうしてこうなったのかは置いておいてめっちゃ可愛い。
酔ったせいか真っ赤でぼんやりとした顔。完全に脱力していて俺にくっついていて、熱い。はだけたゆるいワイドパンツから細くて長い脚が白く輝いている。肌をつたう汗が時折風でさらりと流れてゆく。
なんだかこちらまでふわふわしてきて、甘いお酒がほのかに香る。無駄に強く抱きしめられていて少し苦しい。でも少し手を加えれば解けてしまいそう。ああ、どんな姿でも君を愛せるよ…。
そういえば、みんなはどこ?まだ日は落ちてない。人が少ないところを選んだはずだから周りに人がいなくてもおかしくはないけれど…。それなら、…
俺もまふを抱きしめ返した。近づくほどお酒じゃないまふの香りが頭の中にいっぱいになる。とろんとした顔に耐えられなくておでこあたりにキスをしてしまった。
少しまふの口角がにかっと上がって、更に胸がドキドキする。今度はまふの方から唇へ。
流石に恥ずかしさや罪悪感、嬉しさとかで頭が混乱してきた。こんなの夢みたい。夢…なら、このままさめないで。
いや、夢じゃありませんように。
よく分からない感情が込み上げてきて涙が溢れてとまらない。「好きだよまふ…」そう呟いて、俺はそっと目を閉じた。
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