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自宅休養編 [副作用]
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みんなが買い出しに出てすぐ、満が立ち上がって何かをしに行こうとしてるけど、満の服の袖を引っ張る。上手く引っ張れなかったけど気付くかな…
「どうしたの?悠成」
「怖いよ…満…」
僕は泣きながら言った。
「え!?何!?何が怖い!?」
「さっきから体がふわふわしてるの…怖いよ…怖い…助けて…置いていかないで…」
「大丈夫だよ。置いていかないよ。ちゃんとそばにいるからね。」
満が頭を撫でてくれる。その後、ぎゅーは出来ないから手を繋いでた。
「満…媚薬って何…?」
「媚薬!?あ、副作用か。媚薬っていうのは彼氏とかに当たる人がそばにいないと寂しくなったりする薬の事だよ。」
「僕副作用出てるのかな…怖いよ…満……」
「大丈夫だよ。副作用出るのは仕方ない事だから甘えたくなったら甘えていいからね?」
「ありがとう…満大好き…」
本当はぎゅーしたい…いつもみたいに満のあったかくていい匂いに包まれたいけど我慢しよ…なんて事を考えていたら
「悠成、起き上がれる?ポカリ飲んどこ!」
「うん…」
さりげなくストローが刺さってる。優しいなぁ…
「持てる?」
手に力が入らなくて持てない。
「持てない…」
「はい、持ってるから飲んで。」
「ん…美味しいぃ……」
満がペットボトルを置く。すると急に抱きしめられる。
「満!?どうしたの?」
「悠成が本当はぎゅーして欲しいのに我慢してる気がして。」
バレてる…何!?心でも読めるのか!?すごい…
「バレて…た?」
「やっぱり。甘えていいって言ったんだからぎゅーしたかったらいくらでもしてあげるからね。」
「ありがとう…満は優しいね。」
「悠成のことたくさん甘やかしたいだけだよ。」
「でも、優しい…満にはいいところいーっぱいあるね!」
「悠成もだよ。可愛くて、甘えるのが苦手でちょっと泣き虫だけどいつも他人優先なところとか…いいところしかない。言葉遣いさえも可愛い。」
「満は、いつも僕の事助けてくれて泣いてばっかの僕を安心させてくれて、さりげなく優しくて、かっこよくて、お話上手だから話してるのも楽しいし僕の知らなかった事たくさん教えてくれるとことかいいところ!」
「嬉しいけど照れるね。笑笑」
「満が照れてる…!珍しい!写真撮っていい…?ダメ?」
「いいよ…しょうがないなぁ…」
「やったぁ!」
「あれ撮らないの笑笑」
「え!あ、動画になってる…笑笑」
「可愛いなぁ笑笑」
「まぁいいやぁ…満の照れ顔は撮れたしいいやぁ!」
「いつか仕返ししよ笑笑今年から悠成大学生だしね!同じ大学だし…みんなの前で悠成取らないでって言ってやる…」
「満…それは…恥ずかしい…んだけど…」
「えー!いいじゃん!だって悠成取られたくないし。」
「僕だって満取られたらいやだけど…何もみんなの前で言わなくても…!」
「みんなの前で言わなきゃ意味ないじゃん!」
「確かに…」
「納得しちゃダメなとこだよそこ笑笑」
「あ、確かに納得したらダメだ!笑笑」
「笑笑まぁとにかく体調治ったら入学祝いと合格祝いってことでどっか旅行でも行こ!」
「え!?いいの!?」
「うん。お金は心配しないでね。お店で人気一位貰ってるからボーナスあるしだいぶ貯めてたからね笑笑」
「ボーナス…あ、僕もちょっとずつ出るようになったんだ!評価されてるって感じで嬉しいよね!」
「わかる!嬉しいよね!悠成も最近人気だもんね。」
「えへ(*´꒳`*)満ほどじゃないけどね」
「俺と悠成のペア多いよね。指名。」
「うんうん!それで茜がくっつけ役っていうのが多いよね!」
「確かに笑笑まぁ悠成とは付き合ってるからフリもしなくていいしね!」
「そう…だね…/////」
「照れてる!可愛い!」
「満が照れるようなこと言うからだもん…」
「そう?照れてる悠成可愛いなぁ…」
ピンポピンポピンポーン♪
「奏多達かな?開けてくるね!」
「うん!」
今日は副作用のせいにしてもっと甘えちゃお…
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