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キラキラ
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今日明利くんに感じ悪いって言われて陽くんにもそう言われてしまった。全部僕が悪いんだけれど……。
でも。なんだか明利くんを見てると照れて来てしまう。上手く話せる自信が無い。今までよりも……。
「はぁ……。痛い。」
胸がいたい。少女漫画で見るそれはホントだった。信じてなかってけど……。
でも
僕なんかまず男の子だ。胸はないし髪の毛もボサボサで。しかも端っこの端っこに住まうきらきやしてない人で、そんな僕が好きだなんておこがましいじゃないか。
せめて、せめて陽くんみたいな人なら明利くんと釣り会えるのに。僕なんかじゃ無理だ。
自分がどうしたいのか全く検討もつかない。
ただ逃げてるだけ。
これじゃさらに2人に不審に思われてしまう。
でも、もし僕がキラキラな人になれたら。明利くんに釣り合う人になれたなら僕にも隣にいる権利はあるのだろうか。
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