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飴(智司目線)
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「ってまぁ、僕にもそんな過去があってね」
僕がそう言うと恋くんは顔を真っ赤にして
「り、竜二って。その、担任の……」
「そそそ!」
たぶんこれがバレたら竜二には怒られるんだろなぁ。
「結局この関係は大学生の間ずっと続いててね。でもある時太が竜二の告白を受け取ったんだよ。それで僕はお役御免。それから僕は飴は好きでもオレンジしかなめないの。」
そう言って僕は2つ目オレンジの飴を口に入れた。
「せ、先生は、それで満足でしたか。」
「え?」
この子おちょくってるのかな。
「あの!僕は、明利くんの迷惑にはなりたくない。でも、少しでも隣にいたいんです。だから、その……。陽くんのいやいひとか、代わりで……」
「後悔しかないよ。」
「っっ」
この言葉は重かったかもしれない……でも
「でもさ、明利くんの気持ち……まだ分からないでしょ?」
たぶん明利くんは恋くんのこと気にしてる。それは毎日見ててわかる。
でも
「陽くんも明利くんのこと気にしてるしね。」
この3人がどうなるのか……僕はすごく興味がある。
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