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同棲?
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「ツバキ。」
「何ですか?シンジさん。」
休日、セックス三昧の後、イチャイチャしていたら、急に真剣な表情でシンジさんが話しかけてきた。
「ツバキは、今の部屋から引っ越しする気ある?」
「どうしてですか?」
「オレたち、週末しかゆっくり一緒にいられないだろ?」
「はい。」
「できたら、オレはもっと長い時間一緒にいたい。」
「ボクもシンジさんともっと一緒にいられたら、嬉しいです。」
「一緒に住まないか?」
「え?同棲ってこと?」
「いや、二つ部屋を借りてもいいし。隣同士で。プライベートもあるだろうし、仕事に集中できるだろうから。会社に男と同棲ってのも報告しづらいだろうし、万が一、ツバキの職場の人が来るとかなったとき、オレがいたら不味いだろ?」
「シンジさんの存在は、何一つ不味いってことはないですけど、書類を提出するとき、一人暮らしと記入できた方が面倒なことはないかな。」
「やっぱりそうだよな。」
「ルームシェアとして、一緒に住むのもアリだと思いますが、シンジさんはどうしたいですか?ずっと一緒はいや?」
「イヤではないけど、自分がツバキの仕事の邪魔をしてしまわないか心配。」
「ボクは、基本的にあまり仕事を家に持ち帰らないから、大丈夫ですよ。」
「そうなんだ。ツバキ、仕事できるんだな。」
「いえいえ。そんなことありません。シンジさんがよければ、ルームシェアしませんか?それなら、予算より高めのところも選べますし。」
「いいの?」
「はいっ。シンジさんとずっと一緒にいられるなんて夢みたい。」
「明日、部屋を見に、不動産屋に行かない?」
「ぜひ行きたいです。」
真剣な顔からの笑顔。
年相応なほんの少し幼い表情に思わず萌えてしまった。
シンジさん、可愛い。
ボクのために色々気遣ってくれたんだなぁ。
二部屋借りる場合と一部屋借りる場合と、調べてくれたらしく、印刷したものを見せてくれた。
不動産屋さんにはまだ行っていないみたいだけど、インターネットでたくさん調べてくれていたみたい。
愛されていることを実感し、ほんわかした気持ちになった。
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