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……え?
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……迷った。
スマホを見つけた後、下駄箱に向かっていた筈なのに。
此処は…物理室か?
その教室から人の声がする。
「助かった。下駄箱まで案内してもらおう!」
そう思い、扉を開けた。
「……え」
教室には、男子生徒が2人いた。
そして……
1人が服を着ておらず、四つん這いになり、もう1人がその上に座っていた。
「えっ、誰?」
驚いた声を挙げたのは、下にいる生徒だった。
その瞬間、彼に平手打ちをした生徒に見覚えがあった。
「黒瀬?」
思わず声を掛ける。掛けてしまう。
彼はゆっくり此方を見て、そして少し考える様な素振りを見せた。
「嘘君……こいつ誰?」
そう訊く生徒に
「あー、転校生。
悪いんだけど、お前帰ってくんね?」
と返事をし、代わりに俺に教室に入るよう促した。
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