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僕だけの神様を…
僕だけの愛しい人を…
あんな風に変えてしまった…
あんな風に変えられてしまった…
許せない…
許さない…
悪魔から解放するんだ。
これは僕にしか出来ないんだ。
人間の皮を被った悪魔を…
この手で苦しめてやらなくては。
全て投げ出せる?
悪魔の助言によって本当の僕は放たれたんだ…
僕はもう…
この心も身体も全て…!
神様の物だ!
嗚呼、足が痛い。
嗚呼、腕が痛い。
けれど…それが何だと言うんだ?
神様に会いに行く為に…
神様を取り戻す為に…
僕は歩く。
僕は抜け出す。
例えこの足が折れていようと…
例えこの腕が折れていようと…
僕はもう止まらない。
僕はもう止まれない。
神様…
神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様!!!!!!!!!!!!
何処に居るのですか…
何処に隠されたのですか…
僕の神様…
僕の愛しい人…
もう離さない。
もう触れさせない。
あの悪魔から絶対的解放を…
「ふふふ……」
声が聞こえる…
この声は僕の神様の声だ。
声を頼りに廊下を進む…
目の前の扉をそっ…と開ける。
そこには手首から赤い血を流している神様が居た…
己の血を舐め取るその姿が、月明かりに照らされていて…
嗚呼…なんて美しい。
僕の絶対的存在…
「あはははっ…」
嗚呼…
「あはははははははっ…!!!」
嗚呼…神様…
貴方を連れ出しても良いですか…
僕の傍に居て欲しいのです…
でも、まだ駄目だ…
僕にはまだ準備が出来ていない。
神様を迎える準備が…
誰の目にも触れぬ様…
誰の手にも触れぬ様…
誰にも届かぬ様に…
閉じ込めて…
全てを管理するんだ…
嗚呼…
嗚呼…!
愛しています…
どうか…
準備が終わるまで…
その時が来るまでお待ち下さい…
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