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「違ッ、これは……」
「脚開いて。俺しか見てないんだから」
「___」
なんとも言えない高揚感に襲われる。
仕事の時には見られない亮雅さんの違った優しい眼差しが心を抉る。
「んっ……いや、だ……」
「はは、もう1年の付き合いになんのにいつでもウブだなぁ」
たとえ好きな相手だろうと、脚を開いて見せるなんて簡単にできないだろう!
いやむしろ、亮雅さんだからこそで。
「下、舐めていい?」
「ッ!? や、やですっ、ダメ!」
「なんで。結構耐えてきてんだけど」
「見ない、でっ、ヒャッ」
さっきまで控えめだった亮雅さんが強引に脚をつかんできた。
無理やり開かれた股を手で隠して首を大きく振る。
「いちいち可愛いことすんなよ」
「汚い、から……」
「なに、優斗にはマジレスした方がいいか? なんなら細胞学の話からでも……」
「は?」
「そもそも人間の体は細胞っていうすんげえ小さい生物の集合体だ、みたいな。これで満足か?」
「…………プフッ」
突然出てきたうんちくに吹き出してしまった。
ムードもへったくれもない慰め方だ。
「ふははっ……細胞学て、」
「なに笑ってんの、優しい上司のフォローだろ」
「優しいは余計です」
「くそ生意気」
「いひゃいですっ」
一気に緊張が解れて笑っていると、隙をついたように亮雅さんの手が脚をつかんだ。
「!」
「生意気な部下にはちゃんとした躾が必要だよな」
「んあッ、待っ……」
敏感になった陰茎を容赦なく口に含まれて大きく体が痙攣する。
寸前まで湧き上がってきていた射精欲が再び脳を刺激し、呼吸が雑になっていく。
「あっ、ん……は、ッ……やば、」
気持ちよすぎて、おかしくなる……っ
やり方は強引なのに裏筋や亀頭を舐める舌は驚くほど優しい。
自然と漏れてしまう声が浴室に響いて恥ずかしい。
でも、我慢することは不可能だった。
「は、はーっ……亮雅、さっ、んんッ」
全身の力が抜けた。
もう抵抗する力なんてない。
わずかに残る自尊心でなんとか声を我慢しようとするが、カリッと亀頭に歯を立てられた瞬間、失敗に終わった。
「んあぁっ……!」
頭の中が真っ白になった途端に生ぬるい精液が飛び出し、亮雅さんの口内を侵す。
焦りと余韻で頭が混乱していた俺はボーっと見つめてしまった。
「……、なんて顔してんだよ」
「へ……うん、はい……」
「飛んでんの? 意識あるかー」
「ん……」
もっと、キスしたい。
なでてほしい。
もっと亮雅さんに…………って、
「考えてない! 考えてない、ですっ」
「うわ、急になんだ。完全に意識飛んでたろ」
「す、すいません。忘れてください、なんにも言ってないんで」
「意味深だな。つーか、俺もちょっとやべえから交代」
……交代?
唖然としていたが、着ていたベストを脱いでベルトを外し始める亮雅さんに事を察した。
ドクドクと激しく鳴り出す鼓動。
それに反して俺の視界はボヤけていく。
「あーあ……俺の嫁はド淫乱になったもんだな」
「っ」
「物欲しそうな顔しやがって」
「してなっ……」
「四つん這いになってこっち向けよ」
誘導されるままに床へ手をつけば、亮雅さんの勃起した性器が目前に迫る。
腰をなでていた指がそっと尻の割れ目をなぞると、下腹部に熱が籠った。
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