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転校生-25 好き…?
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「ちょっと待って…、今の本当?」
あまりにも吃驚して、結城くんには嘘ついてどうするのとか言ったくせに本当なのか聞いてしまった。
だって結城くんが俺の事好きとか考えてもみなかったから…
あと、目逸らしてちっちゃい声で言ったのが反則…。
「ほんと、だよ。」
「じゃ、じゃあ付き合ってくれるの、?」
「うん、」
結城くんは俯いたままこくりと頷いて言った。
「やっば、嬉しすぎ…。夢だったらどうしよ。」
顔を見られたくないのか、俯いたままの結城くんの顔を両手で上げた。
「っふは、やっぱり真っ赤だ、かーわい…。ねぇ、もう一回好きって言ってよー」
「っや、やだ。」
いつも思うけどこのやだが可愛すぎる。
だけどそんな風に言われたら逆にいじめたくなる。
すぐに辞めて甘やかしてあげたくなる気持ちも無くはないが、どうしても困ってる結城くんが見たくてつい泣かせない程度にいじめてしまう。
「ふーん、言ってくれないならこのままキスしちゃおうかな」
「きっ、!?」
「ごー、よーん、」
顔を近づけると、本気だと分かったのかあたふたし始めた。
「さーん、にーい、」
「わ、わ、」
「いーち…」
「〜〜〜〜っ!す、すき!」
「ん、俺も好き。」
少しだけ困らせたくてそのまま触れるだけのキスをした。
「い、今言ったのに…!」
「っはは、だって可愛い顔してたからつい。嫌だった?」
「…………嫌じゃ、ない…。」
あーー、もうその目逸らすのまじで可愛い。
だめだ俺結城くんがすること全部可愛く見える。
「嫌じゃなかったの?」
「うん、」
「じゃ、もう一回していい?」
「……いい、よ、……っんぅっ!?」
結城くんの唇に噛み付く勢いでキスをした。
正直いいよなんて言われると思ってなくて、もうやだって断られると思っていたから我慢出来なかった。
「っんんっ」
結城くんの口が少し開いた瞬間に舌をねじ込んだ。
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