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目覚め
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はっと目を覚ますと、見知らぬ路地裏の広場のようなところに居た。
「おっ、起きた〜?」
俺を痴漢した男だろう、もう隠れる必要が無くなったからなのか、フードを脱いで、じっと俺を見下ろしてヒラヒラと手を振る。
その後ろでもう一人、にやにやと俺を見ている見知らぬ男がいた。
って言うかこいつらが来てる制服、俺と同じ学校のやつじゃないか...!?
「こ、こは、どこれすか」
ろれつが上手く回らず、ぐらぐらする頭を動かして聞く...
だめだ、あたまいたい...ぼーっとする...
「どこれすか〜?やって、教えたりや」
「教えてもどこかわからんやろ」
男たちが話している間に体を動かそうとしたけど、上手く動かせない...
とにかく熱い、体が熱い......
ズボンだけがズラされ、中途半端に熱を持たされた俺のモノがあらわになっているのに気づいたけど、腕を後ろで縛られていて何も行動することができない...
まだそれがそそり立っているのが恥ずかしい。
少しずつ状況が飲み込めてきた...
...俺、ヤバい薬打たれて拉致られたんだ......
電車でクスリを打たれて、気持ちよくなってしまっている自分を思い出す。
...きもちわるい......
あ...シュークリーム...
ここは路地裏のようなとこで、少し薄暗い。
絶対にもう店も開いてない...
じわ、と目に涙が浮かぶ。
なんでこんなことになったんだろ...
じくじくと体が疼くせいでうまく考えられない......
あたまではいやだと思っていても、体は疼くばかりで息苦しい...
逃げよう、とフラフラしながらでも立とうとしたけれど、上手く体に力が入らない。
床に擦れるだけで気持ちよくなってくる...
そうやって一人でモゾモゾしている所を、男たちはずっとニヤニヤ見ていた。
きもちわるい、鬱陶しい...
そう思って男たちを睨んだ矢先、また腰から力が抜けてぺたん、と座り込んでしまう。
とたんにヌッと俺に男が覆いかぶさってきた。
あ...
気づいた時にはお腹を蹴られていた。
「!!!....ゲホッ....っあ、〜〜〜ッ」
「ほら、動いたらしんどいやろ」
蹴りながら慰めてくる男たちに嫌気がする...
矛盾しかしてないじゃん...
....蹴られたところがズキズキといたい...
「じゃー、俺らも結構待った事だし。お楽しみターイム♪」
「...?」
...?何.....?
くらくらする頭とお腹に来る痛みに耐えながら男たちを再度見る。
手には男のソレを似せたもの...ディルド?
「つむぎくん、あーそぼ?」
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