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1 オメガバース(祐Ω×和樹α)
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オメガバース(祐Ω×和樹α)
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「もうそろそろ発情期じゃない?」
リビングでテレビを見ていると声をかけられた。
「あー…確かにですね」
「でも今回の発情期、一緒に居られないかもしれないんだよ……仕事が忙しくて…」
「……大丈夫ですよ。薬もありますし、なんとかします」
「そう?」
心配そうに覗きこまれる。
いくら番になったとはいえ、この家には使用人が沢山いるから不安なのだろう。
いつもの発情期なら、和樹さんが収まるまで一緒にいてくれるのだが、今回はそうもいかないらしい。
「念のためなんだけど、部屋に閉じ込めてもいい?」
「…いいですよ」
「よかった。抜く用の玩具とかは同じ部屋に置いとくから。あとカメラも設置しとくね」
「な、なんでですか…?」
玩具は自分も辛いため、抜く用のはあってもいいだろう。だがカメラは理解できなかった。
「だって祐の可愛い自慰行為見たいし。巣作りも見たいんだもん」
「えー……」
「ね、お願い」
どうせ断っても隠してつけられそうなので、仕方なく了承した。
次の日、予想通り発情期がきた。
勿論和樹さんの部屋に監禁された。
「お昼だけカップラーメンになっちゃうんだけど……ごめんね。お湯はあそこで沸かして。玩具は沢山そこに置いてあるから」
「薬ちゃんと飲んでね」と念を押されて、鍵を外から閉められる。
鍵は首から提げて持っておくようだ。
和樹さんの匂いで包まれた部屋は、一時的に安心されるが、30分も経てば足りなくなった。
(服……和樹さんの…ちゃんと巣作らなきゃ…)
よろよろとクローゼットから全ての服を取り出すと、巣を作っていく。
自分の周りと下を囲い、昨日脱いだままになっている一番匂いの濃いトレーナーを着る。
(和樹さんの匂い……)
上からも余った服を自分に被せ、完全に外をシャットアウトする。
下着を握って、匂いをかぎながらくるまり、時間が過ぎて帰ってくるのを待った。
だが後ろが疼き、前が苦しい。
もぞもぞと這い出ると、玩具も巣に入れる。
後ろで抜き差しを繰り返しながら前も擦るが、何回出しても足りない。
(なんで……足りない……苦し……い……)
暫くして玩具を振動させたまま、半場諦めるようにぐったりと瞼を閉じた。
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