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救出
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俺が痛みに耐えている時にドアが大きな音をたてて蹴り開けられた
そして誠二の姿が見えた
誠二を見た瞬間、涙がどっと溢れた
(誠二、誠二、誠二・・・)
心の中で何度も誠二の名を呼んだ
「・・っ・・・・・・っ!!!!」
誠二に必死で来るなって伝えたいけど声が出せないから届かない
「龍弥っ、おいっ!!!!」
誠二が来てくれて安心したのか気を失ってしまった
誠二side
俺が龍弥が閉じ込められてる部屋を蹴り破った時、龍弥は必死に何かを伝えようとしていたが何を言っているか分からなかった
声すら出てなかった
何かヤバいと思った
「誠二さん、俺らが援護しますんで龍弥さんを助けて来て下さい
いくら気を失ってたとしても誠二さんの腕の中なら安心出来ると思うんで・・・」
「・・・ありがとな、後は任せるぞ
ついでに医者にも連絡入れといてくれ」
「了解です」
そこからは銃撃戦が数分続いたが無事に龍弥を助け出すことができた
俺の腕の中には弱々しく呼吸をしていて身体中アザだらけになり、顔からは切り傷からの出血があった
「・・・・・殺してやるっ!!!!」
俺が銃を出し龍弥をこんな目にあわせたやつに銃口を向けた
が・・・・
「やめて下さい、あなたがこんなやつのために自身の手を汚す必要はありません。
龍弥さんの為にも、自分の手を血色に染めないで下さい。これから未来の為にも・・・
赤ちゃん抱く時に血色じゃまずいですからね。
後は俺たちで始末します。
先に戻って龍弥さんを医者に診せて下さい。
かなり危ない状態だと思います。」
そこまで言われたら引き下がるしかないだろ・・・
俺は龍弥に俺のスーツのジャケットを羽織らせ抱きかかえてその場を去り、自宅に戻った
後から部下達も戻ってきた
全員無傷で
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