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縁側
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龍弥の喉も良くなり、今では普通に話せる様になった
当分は薬を飲み続けなければならない
俺が龍弥の部屋に向かうと一人 縁側に腰を下ろし柱に体を預けていた
今まで、一人で部屋から出たがらなかった龍弥が自分の意思で部屋から出ていた
「誠二、おはよう」
「お、おはよう
・・・部屋から出れたのか?」
未だ驚きを隠せずにいた
「やっと、一人で出れる様になったよ
今までは声が出なくて、その時にまたあんな風になったら・・・って考えただけで怖くて出れなかった」
「そう・・・・だったのか」
ハキハキと喋る龍弥にも驚きを隠せずにいた
「まず、元気になってよかった」
俺は安心した
過呼吸にもならなくなっていた
しかし、夜中に魘されたりすることはあるが、前より減った
「もう、一人にしないから
ごめんな」
「誠二が謝ると不気味だね」
「失礼な事を言うなよ」
2人で笑いあった
「龍弥、キスして良いか?」
「・・・良いよ///」
龍弥は顔を赤く染めていた
チュッ
とリップ音を響かせてキスをした
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