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妊娠5か月
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日に日にお腹は目立つようになってきた
「龍弥、少しは運動すれ」
「動けないんだよ
体が重い・・・」
「東雲も運動させろ!!
庭くらい、散歩できるだろ!?」
誠二は俺が横になって休んでいたがそれを邪魔してきて起こした
「やめろって!!」
「だめだ、病院の先生からも言われてるだろ!」
「嫌だって言ってるだろ!!
辛いんだ!!」
「少しくらいだ、俺も一緒に居るから」
有無を言わず、俺を庭に連れて行った
誠二に靴を履かされ庭を歩いた
すぐに息切れがした
「はぁっ・・・はぁっ・・・誠二・・・もう・・いいだろ・・・」
「まだだ、もう少しだ
頑張れっ!」
砂利をゆっくりと踏みしめて一歩一歩進むがバランスを崩した
「あっ・・・!!!」
「龍弥っ!!!」
誠二が受け止めてくれた
「ごめん・・・、はぁっ・・・大丈夫・・はぁっ・・・だから・・・」
「悪かった、無理させて・・・
けが、してないか?」
「うん、大丈夫・・・」
誠二の手を借りてゆっくりと自室に戻った
その後、少し歩いただけなのに腰痛に襲われた
「いってーーー」
独り言で腰をさすりながら言った
「悪かったって!!
妊娠5か月って結構お腹大きくなるんだな」
「俺もビックリしてるよ
・・・あのさ・・・」
「なんだ?」
俺は少しでも誠二に一緒に居てもらいたくて声を掛けた
今の状態や、不安とかを話した
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