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俺の実家
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俺は実家についてゆっくりと車から降りた
東雲は俺を支えててくれたが、隣で誠二が唖然としていた
しかもみっともないことに口を大きく開けていた
俺はあえて知らないふりをして家の中に入った
後を追ってくるように誠二も来た
「お前、坊ちゃんだったのかよ!!?」
「そうだけど」
俺は冷静に答えた
「俺に、そんなこと一言も言わなかったじゃねーか!!?」
「・・・・・言ってなかったけ?」
俺はわざとごまかすように言った
「おい、赤沢俺だけが知らなかったのか!!?」
「多分、そうじゃないですか?
俺たちはほとんど知ってましたよ」
「東雲も・・なのか?」
「はい、知ってましたよ
まず、龍弥さんが初めていらっしゃった時に調べてましたので・・・
普通は、相手が誰かも分からず俺たちが結婚を許すわけがないですよ!」
「さすが東雲だね、俺は誠二の事はいろいろ使って調べてたよ
「みんなして俺を置いて行きやがったな!!!」
「それは誠二が悪いんでしょ!!」
そんなことをしているうちに自室について荷物を置いてから親に会いに行った
東雲と赤沢さんは帰った
親が居る部屋へと足を運んだ
「失礼します、ただいま戻りました・・・」
足取りが重い・・・
特にお父様≪大和(やまと)≫には・・・
お母様≪咢(あぎと)≫には沢山優しくしてもらったけど妊娠したことを黙っていた罪悪感が大きい
俺は誠二と重く感じる扉を開けた
「・・・・!!!」
「報告があって帰らせていただきました
俺は現在妊娠6カ月です。もう少しで7か月になります。
報告が遅れて申し訳ありません」
俺は頭を下げた
「そのことについては俺にも責任があります
すみませんでした」
誠二も頭を下げてくれた
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