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出産後
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目を覚ますと誠二が横で抱きしめて眠っていた
「・・・っ!!!」
腹に痛みが走り、徐々に強くなってきた
「誠二・・・起きてっ!!!」
「おっ、おはよう」
「腹・・・痛いっ」
「痛み止めもらってるからそれ飲むか」
「何でも良いから早くっ!!!」
誠二は急いで水と薬を持って来てくれて飲ませてくれた
少しずつ痛みが引いていき物事を考えれるようになってきた
「誠二、赤ちゃんは?」
「今は東雲が見てくれてるから大丈夫だ
もう少ししたら広間に行くか?」
「行くに決まってるだろ
・・・・・まだ顔見てないし」
「そうだったな」
チュッと額にキスをされた
「あっ、まだ名前決めてない・・・」
「顔見てから決めれば良いんじゃないか?」
「そうだね」
俺は誠二の肩に腕を回して少しずつみんなの元へ足を進めた
やっと広間に着いて中へ入るとみんなが喜びの言葉を掛けてくれた
嬉しいけど腹が痛い
何より下の方が痛い
広間へ行くと東雲が赤ちゃんを抱えてて俺に抱っこさせてくれた
抱っこして親になった実感が湧く
まだ本調子じゃないせいで自分で体が支えられなくなって誠二に寄りかかった
「大丈夫か?」
「力がうまく入らない・・・・
それに寒い・・・」
さっきから寒気が止まらない
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