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handsomeとlittle girl
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「ウタちゃん久しぶりだね」
「うん!おひさなの!かわいいお兄ちゃん!」
あどけない笑顔に俺までつられてしまいそうになる。
ああ、ちょっと心が癒された。子どもの笑顔ってなんでこんなに可愛いんだろうなあ。
でも俺はロリコンじゃない。ウタちゃんは常人から見た可愛さだからね!興奮したりなんかは本当にしないからやめてほしい!
小さな小動物とか見たら可愛いって思うと同じようなものだから下衆な勘違いはご遠慮願いたい。
「うん久しぶり!でも俺可愛くないからね!そこんところ宜しく!」
ウタちゃんに遅れてやってきた目つきの鋭い男性に俺はぺこりを頭をさげた。
彼も軽く会釈して空いていたブランコで遊んでいたウタちゃんから俺に視線を移す。
「アンタか。こんなところでどうした。学校は」
「今日は早く終わったんですよ東條さん。サボりとかじゃないんでその目つきやめてもらっていいですか怖いです」
俺にいぶかしげな視線を向けてきた東條さんは足立組の幹部だ。
いつも冷静沈着でとても頼りになる大人の男である。銀色のヘアピンがトレードマークだ。
ウタちゃんという少女もおなじようなものを付けている。たまたま出会ってからよく東條さんとウタちゃんは遊んでいるらしい。
ガキのおもりは疲れると愚痴っていたが、まんざらでもなさそうなところをみると面倒見のいい人なんだなあって思う。
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