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Crash:Dynamite
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「あーはははは!残念だったわねアンタたち!千晴君はウチの巨乳にイチコロなのよ!健全な男子高校生は柔らかい女の体が好きに決まってんでしょ!あんたらみたいに高校生を犯すことしか考えていないゲスと一緒にしないでくれるかしら!」
「おれは高校生を襲いたいんじゃないんだー坊ちゃんを襲いたいんだよー!そこらへんわかってもらわないと困るねー!」
「同感です。高校生ならだれでもいいわけではありません。たまたま千晴様が高校生だっただけです。他の乳臭い餓鬼になんて興奮するわけないでしょうに。理解力が乏しいのではないでしょうか」
「そんなこと言って裏では何をしているかわかったもんじゃないわ!やだ汚らわしい!どこの菌もらってきてるのかしら!このヤリチン野郎!」
「なっなんで俺に向かって言うのー!?勘違いされるからやめてくれないー!?」
「下品な女ですね。こんな女がいるから社会は腐っていくんですよ」
「お前らうるせえ!不毛な会話してるってことに気づけよ!」
なんとか回復した俺が声を荒げると三人は一斉に口をつぐんだ。年上の大人が高校生の言葉に黙り込むってなんだか気持ちいいな。ちょっとだけ気分が向上した。
「でも千晴君!こいつらが悪いっていうかーウチと千晴君を引き裂こうとしてくるんだよ!ぼこぼこにしてもいいかな!?」
「返り討ちをご所望ですか?」
「甲斐田落ち着け!女に手をあげるなんて俺は認めないぞ!」
飛びかかろうと睨みつける甲斐田の背中を強く殴りつけて止めさせた。振り返ってなんだか恍惚とした顔で見られたのでそそくさと距離をとる。
「あああ!そろそろアニメが始まる時間だわ!今日は千晴くんにギューできたから大満足!またね菊次!今度は婚姻届でも用意しておきなさい!」
「逮捕状と間違えているのか」
「あんたには離縁届けもってきてあげるわ!」
兄貴とそう言い合いながら垂水さんは一瞬でリビングから飛び出して行ってしまった。
彼女の登場は突然で去り際もやや強引なのが俺の中で有名だった。しばらくはもう来ないだろうが、次来たら今度こそ逃げ切りたい。
本当に台風みたいな人だなおい!
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