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Lie
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「やるねー甲斐田さん。誰も見ないとはいえなかなかそんな派手なの履けないよー」
「見えないところにまで気を配る。それが身だしなみです。貴方みたいに見た目も中身も派手な人は、どうせ柄パンしか履かないのではありませんか」
「身だしなみの意味履き違えてるんじゃないー?パンツなだけにーえーなんで知ってるの怖いんだけどー!というか柄パンって甲斐田さんに言われたくないんだけどなーキープアウトカラーのパンツとかどこで売ってるのそれー勝負パンツー?」
「勝負パンツというかあれですね。いつでもどこでも臨戦態勢になれるようにしてます。毎日が勝負です。なので千晴様にいつ襲われてもいいように準備万端なのでいつでもどうぞ。襲い返しますが」
「俺だっていつでもばっちこいだよーというか別にパンツにこだわらなーい。だってどうせ最後には全部脱ぐんだから何はいてても一緒っていうかーまあ俺としては坊ちゃんに履いてて欲しいパンツはー」
おかしいな全く恥ずかしがらない。
それどころか嬉々として語られている気がする。
論点がどんどん俺に向いてきている気がする!これじゃあまり変わらないじゃないか!
優位に立っていたつもりなのに、足首を掴まれて元の位置まで引きずり落とされた。
やはり上に立つのはこいつらなんだから、俺はどこまで報われない。
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