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bear candy
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「なんだよ」
これならやらねえぞ。
そう続けようとしたが予想外の出来事に声がでなくなった。
こっちに赤松が身を乗り出してきた。なんだなんだと硬直する。
その隙を狙って赤松は大きく口を開けてパクリと摘んでいた飴を口に含んだ。
俺は飴玉を指で摘んでいたわけで、これは所謂アーンというシチュエーションなのではないか?てかそうだろ!ええ!?
「いただきー」
「ひうおっ!?」
生暖かい口内に触れた指先から顔面に急激に熱が集まる。ななななんだこの展開は!
「かーわいい声だしちゃってーなに?感じた?」
「ななななに馬鹿なこと言って!?やってんだよ!?」
パニックのあまり目を回しそうになる俺を赤松は心底楽しそうに観察していた。
くっそマジでこいつ性格悪いなちくしょー!
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