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Japanese dress
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「そんなことはない。千晴のほうが何千倍も似合うはずだ…いいことを思いついた。千晴之を着ろ」
沈んでいた表情を少し明るくさせて自分が着ているジャージを指差す。兄貴のとんでもない提案に思わずはぁ?と聞き返してしまう。
「俺には小さいがお前にはちょうどいいかもしれない。むしろ大きくていい。浪漫だ。萌え袖万歳。彼シャツならぬ彼ジャーというものができるだろ。俺の着ていたジャージを千晴が着る。それだけで俺の何かが爆発しそうだ。そしておにいちゃんとそのまま汗したたる運動会を」
「しねえよ!絶対しねえから迫ってくるのやめて!ああああ!服脱ぎださなくても大丈夫だから!もう!大人しく着物着ててお願いだから!お願いだから!」
「俺ならお前の着ていたジャージで一発二発余裕でヤれるけどな」
「胸張って言うことじゃない言うことじゃない。あほなこと言ってないで洗濯終わってたから着物着て。着付け手伝うから」
「着付けか。つまり俺の裸が見たいと?そのまま着付けプレイだな分かった任せろちょっと準備してくる」
「んなこと言ってないから上半身裸でうろつくのやめて!」
兄貴を必死に止めることに成功したけど、何故か脱ぎたてほやほやのジャージを渡された。
これで俺にどうしろって?
何かを期待してる兄貴を裏切るようで悪いけど、一度も着ることはなくまだタンスの奥で眠っている。
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