アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
決心
-
エ「どういうつもりだ霊幻?」
新「気持ち悪がらないか?」
エ「言ってみろよ、」
新「俺、モブのこと好きになった…」
エ「はぁ?いつからだよ。」
新「多分いつからなんて分からないぐらい前。」
エ「だからってなんで破門にしたんだよ。」
新「……諦めるため……あいつの未来のためだよ……」
泣きそうな顔をエクボに見せないために窓側を向いて座る。
新「考えてみろよ、15歳差だぜ?いい歳したおっさんが青春を謳歌する青少年に恋なんていかんだろ。あいつには未来がある、男同志恋愛の問題で時間を奪うなんてしたくないんだよ。」
エ「確かにそうだけどな、そんな理由で破門にするなんざ逃げてるのと同じだぜ?」
新「そんな理由じゃないだろ」
エ「いいか霊幻、あいつにとってのお前はな、自分のどうしようもない不安や、苦しみから助けてくれる唯一無二の師匠なんだよ、そんな大事な奴に急に破門だと言われたあいつの悲しみはな、お前が踏ん切りをつけると言い訳をして逃げていいものじゃないんだよ。」
新「……」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 7