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24.
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洗面台で手を洗い、冷水で顔を洗う。
『…2.7182818284…』
本宮は自身の硬くなったモノから意識を反らそうと、何故かネイピア数を唱える。
『これ以上怖がらせてどうするんだよ!?』
少し冷静さを取り戻すと、自身を罵倒する。
けれども…
『…桐島くん、可愛いすぎるだろ……』
普段は見られない桐島の痴態を思い出してしまい、また、冷水を顔に浴びせる。
あまり長くここにいては、自慰をしていると勘違いされてしまうかな と思い、意を決して桐島の元に戻る。
手にした温タオルで、桐島を綺麗にしようとすると、桐島は 自分でするから と抵抗する。
その様子を瞬時に
『恥ずかしがってはいるけど、怯えてるわけではなさそうかな』
と判断し、抵抗をあしらって桐島の下腹部を丁寧に清めた。
桐島が相手だと、後始末さえも楽しい。
とはいえ、このまま桐島といては、確実に我慢できなくなると分かっている本宮は、名残惜しい気持ちを堪え、彼の衣服を整え、告げた。
「じゃあ、僕は帰るから、桐島くんはもう少しゆっくり休んでいって」
最後に、桐島に軽く優しい口付けを与えて。
マンションに戻った本宮は、前回のように熱いシャワーを浴びながら、自らを慰めていた。
桐島の味を思い出し、ゴクリと唾を飲み込む。
桐島の声が、香りが、感触が鮮明に蘇る。
あっという間に達したソレは、大量の白濁を撒き散らしたが、一向に衰える気配はない。
元から淡白な方では無いが、ただの自慰でこんなに興奮してしまうとは…。
『桐島くんがからむと、ホント、ガキになるな』
本宮は自分を嘲笑った。
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