アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
25.
-
二度も手を出してしまえば、もう我慢なんてできるわけがない。
あれから約1ヶ月、本宮は週に一度くらいのペースで、桐島に愛撫を与えていた。
桐島が酔っているのをいいことに、桐島の部屋にまであがりこんでしまった。
平日でも週末でも関係なく、桐島が一人になった隙をついて、誘う。
桐島が何を思っているのかは読み取れないが、何故か愛しい部下は自分を拒まない。
幾分か行為に慣れてきたころ、桐島が本宮に奉仕しようとしたこともあった。
しかし、本宮が自らの衣服を寛げることは無く、もちろん、桐島と朝まで時間を共にすることも無かった。
桐島を怖がらせたくはなかったから。
嫌われたくなかったから。
そして、少しでも油断したら、桐島の身体を無理やり開いてしまいそうで、自分自身が怖かったせいもある。
そして、毎回、帰って自慰をしながら、我慢出来ずに手を出してしまう自身を、嫌悪した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 85