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後編
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「樹さん、そっちはダメっ!」
丸見えになっている後孔をツンとつつくと、久弥が慌てて身を起こそうとした。
が、勿論そんなのは予測済みで、空いた手で久弥の後頭部を押さえるのは忘れない。
「わかってる。
明日も仕事だから、約束は守るよ。
挿れたりしない」
久弥のモノから口を離し、久弥の腰を引き寄せてアナルに舌を這わせる。
「んぁっ!」
右手でペニスを愛撫しながら、アナルに舌を押し込むと、ソコはヒクヒクと蠢いた。
「久弥、ちゃんと舐めてくれないと、いつまでも終われないよ?」
「んぁっ…むりぃ…出来なぃ…」
俺の太ももにしがみつく久弥は、本当に限界のようで、無意識なのか俺のペニスにぐりぐりと顔を擦り付ける。
そんなコトをされては、俺も限界で。
「わかった。
舐めなくていいから、くわえてなさい。
口に出させて」
久弥自身の指をアナルに導き、久弥のペニスは俺の口と左手でぐぢゅぐぢゅに愛撫した。
久弥の口に含まれた俺のペニスは、右手で自慰する。
久弥も、少しでもと思ったのか、快感で力の抜けた手で自身のアナルと俺のペニスを必死に愛撫し、何とか口淫も再開した。
「も…いふっ…」
「ああ、俺も…」
2人で口と手の動きを激しくすると、あっという間に白濁を互いの口内に放った。
互いに口内に放たれた精液を飲み干し合う。
「久弥、イイ子。
ちゃんと飲めたね」
「ん。
樹さん、好き」
「俺も、愛してるよ」
快楽のおかげで素直で従順になっている久弥を、抱き締めた。
冷静さを取り戻した久弥が、真っ赤な顔で呟く。
「…樹さんのバカっ…」
腕の中で小さく毒づく久弥は、けれども怒ってはいないようで。
きっと、自分でアナルを弄りながら、シックスナインで果てたのが恥ずかしいのだろう。
「ごめんごめん。
久弥~、愛してるよ」
クスクス笑いながらポンポンと頭を撫でてあやすと、久弥はいつの間にか規則正しい寝息を立てていた。
きっと、明日の朝はまた真っ赤な顔で拗ねるんだろうな、なんて想像して、ニヤケる俺は、末期だな。
腕の中の久弥に軽くキスをすると、俺も夢の中へと落ちていった。
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