アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
20、傷心の主人 梓馬side
-
……初めて、あんな経験をした。
いつも通りの、なんて事ない1日を過ごしていたんだ。
放課後になるまでは、ね。
6時間目の授業が終わってホームルームのあと、
瑞貴と少し話したんだ。
それでそのあと、
瑞貴は用事があるって言って帰ったんだよ。
僕も帰ろうと思って玄関に出たら、
3人の男の子たちが目の前に現れてさ、
誰もいない校舎の裏に連れていかれたんだ。
そしたらその子たちが…
「知り合いから聞いたけどお前って、誰でもヤらせてくれるらしいな?」
「えっ?…そ、そんな、誰でもって訳じゃないけど…」
「ヤらせてくれるのは合ってたみたいだな」
「おもしれぇ、なぁ、俺らとヤってくんね?」
「えっ?」
「俺ら、溜まってんだよな。この学校は男子校だし、こういうことするなんて珍しくないだろ?それにさ、お前は男の身体が好きなんだよな?だったら、ヤらせてくれよ」
「ちょ、ちょっと待って…あ、あの、僕は……んっ?!」
って…僕のモノをいきなり触り始めたんだ。
好きな人とか何回も相手してくれてる子ならさ、
受け入れられたんだけど…
この子達は初めてで、しかも…違うクラスだからさ…。
「梓馬様…そのような事があったのですね…」
「ううん、まだ続きがあるの」
「はい、お聞きします」
その子たちね、僕が抵抗しないように、
両腕を縛ったの…
こうやって上にあげて……
それで、モノと腕を3人で虐めてきて…
「……梓馬様、その方々に制裁を与えましょう」
「……だめ」
「どうしてです?!」
「…僕はいいの…僕はどうなってもいい。でも雪見、お前だけは…僕のことで嫌な思いをさせたくない……」
「……梓馬様…」
「…それでね、ある男の子が助けてくれたの」
「そうなのですか?良かったです…助けてくださる方がいらっしゃったのですね…」
「うん…その子がね、『そこで何してんだ!』って一喝してくれたの。その子、僕と同じクラスだったんだ」
「そうなのですね、安心いたしました。後日その方にお礼を申し上げねばなりませんね」
「うん…」
「ねぇ雪見、愛撫を続けて…?」
「かしこまりました。決してご無理はなさらず」
「うん、分かってるよ」
僕は雪見に愛撫を続けるように命令した。
「ここ、お好きですよね。こんな風に…っ」
「ああっ!んんっ!そこ…そこ、あぁぁん!あっ、んん、気持ち、いい…」
「このお身体を、癒して、愛して差し上げます…んっっ」
「っあああっ!!んん、あっ、愛してッ、もっとッッ、ああっ、んん、そこっ!あああっんんっ
…雪見…雪見…!!」
「可愛らしいですね…こんなに啼いて…胸もいじめて差し上げましょうか?」
「うんっ、胸も…シて…胸と…ここと…一緒に…同時に…可愛がって…愛して…お願い……」
「なぜそんなに可愛らしいのですか…ちゅっ…ジュルッ…ジュルルル……んっぱ」
「んんっっん、ああああっ、んんっ、はぁ…はぁ…んん、気持ちいい…良い…雪見…良いよ…もっともっと、ちょうだい?」
「…かしこまりました。ちゅっちゅっ…ジュルッ」
「ああっんん、んんんっ!!」
「……ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ」
「ああんっ、んん、あぁん…っ、んんっ…」
「イかれますか?」
「……うん、イきたい…雪見ので…上書きして…?」
「……ッッ、そのお顔でそのお言葉は…反則ですよッ、っちゅっちゅ、ちゅっ、ジュルッ」
「んんんんんんっ!!あああっ!!んん、あっあっ、んん、気持ちいい…気持ちいいよぉ!」
「ふふ、ほら、イってください?」
「…んんっ、うんっ!!あっあっあっ、そこ、ああっんん、そこ……!ああっ、んん、い、イクっ!!イクッッッ!!!」
雪見の声、言葉、手、口で上書きされた僕の身体。
3人の男の子たちによって汚された僕の身体を愛することで新たに上書きし、綺麗な身体にしてくれた彼。
…あぁ、幸せ。
雪見と付き合えることが出来たらな。
…なんて、無理だよね。
僕と雪見は主従の関係。
兄さんは理解してくれてるけど、
母さんと父さんは…許してくれないはず。
……悲しいな。
「……梓馬様、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫…。怖かったけど…今は雪見がいるから…」
「なら良かったです…湯浴みの準備をして参りますね。すぐ戻りますのでお待ちください。何かあれば咲宮にお申し付けを」
「待って」
「はい、何でしょう?」
「湯浴み、要らない」
「…かしこまりました」
「……着替えるから、ベッドお願い」
「はい」
僕は湯浴みをせずに、着替えて眠ることにした。
今日の辛さを早く忘れてしまいたいから。
あと、雪見の温もりを感じていたいから。
「終わったよ」
「こちらも終わりました、どうぞ」
「ありがとう。ねぇ雪見」
「はい」
「眠るまで、手、握ってて。僕が眠ったら休んでいいから」
「…かしこまりました」
僕はベッドに横になって目を瞑った。
雪見は僕の手を握ってくれる。
暖かい手。雪見の温もりを感じる。
この手で、僕を包み込んで欲しい。
僕を、愛して欲しい。
「…辛いことは忘れて、私のことを感じていてくださいませ。そうすれば気持ちよく眠れますし、良い夢を見ることもできます。…梓馬様、おやすみなさいませ」
雪見の声に安心したのか、
すぐに眠りにつくことが出来た。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 24