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すれ違い(るぅと×莉犬の場合)
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(side莉犬)
ここはさとちゃんの家
昼間のことがあって俺はさとちゃんに泣きついていた
「…やっぱりるぅとくんはなーくんと付き合ってるんだよ…グスッ」
さ「…莉犬」
「だってさ…
ただの友達とこんなに頻繁に会う?会わないよね?
るぅとくんにとってなーくんは大切な人なんだよ…ヒック」
さ「…莉犬」
「…るぅとくん…」
さ「莉犬!」
急に大きい声を出されて驚いた
「…?!なに?!」
さ「…莉犬」
「はっはい!」
さ「今日は飲め!」
「……へ?」
さ「飲んだら忘れられる!
それにるぅとくんのことについても別にキスしたとか
そう…直接的なことは書いてなかったんでしょ?
それならまだわかんないじゃん?
だからさ、とりあえず今日は飲んで飲みまくろ!
明日仕事ないしね!」
「…クスッ
…そうだね…」
(やっぱりるぅとくんのことは気になるけど
今はさとちゃんのこの明るさに救われてる)
「さとちゃん…
ありがと」
さ「いーってことよ!」
「よぉし
今日は飲んでやる!」
さ「そうだそうだ!
飲んじゃえ!」
俺は手元にあったビールを一気に飲み干した
✂――――――キリトリ――――――
(sideさとみ)
ピロン
スマホの通知の音が鳴る
莉犬はもうだいぶ眠そうで音に気づいていないようだ
(なーくんからメッセージか)
ちらりと画面を横目で確認すると
な『るぅとくん
そっちに向かったよ!
あとは任せた!』
(あっちは上手く焚き付けられたんだな
よし!俺もあともうひと押しだ)
「なぁ、莉犬」
り「なぁーに?」
「さっきさ、今日のこと忘れちゃえって言ったじゃん」
り「いったねぇ」
「るぅとくんのこと好きってこともさ忘れちゃいなよ」
り「…え?
どういうこと?」
(これは本気で困惑してる顔だな笑)
なーくんの家から俺の家までは意外と近い(という設定です)
だからあんまりるぅとくんが家にくるまでは時間ない
そして、わざと鍵をかけていなくて
わざと声を大きめにしていた
それで、十分なはず
「だからさ
俺のこと好きになれば…
る「それはダメです!」」
(予想通りのタイミング
さすが俺)
り「えっ!?
るぅと…くん…?!」
「なんだよるぅと
邪魔すんなよ」
る「いえ!ダメです!
邪魔します!」
り「?!?!」
(莉犬めっちゃ混乱してるわ〜笑)
「なんでだよ
お前に関係ねぇだろ」
る「いいえあります!
だって僕は莉犬が好きだから!!!」
(はい決まった〜!
もう予想通りの展開すぎてニヤけそうになるわ)
↑(すみませんなんかさとみくんキャラ崩壊しててBy作者)
(莉犬なんて驚きすぎて固まってるし)
「はぁ〜
るぅとくん」
る「さとみくんは魅力的だしかっこいいしイケボだしイケメンだし僕が勝てる要素なんて少ないけど(ないとは言ってない)
莉犬に対しての愛だけは絶対負けないです!
だからっ…」
「るぅとくん
後ろ後ろ」
る「…?
うしろ?
って、わぁぁぁぁ莉犬?!
どうしたの?!
なんで泣きそうなの?!」
り「…るぅとくん今の…もう1回いって?」
る「え?今のって…
( ゚д゚)ハッ!
まって、あぁー僕めっちゃダサいじゃん…
こんな感じで告白するつもり無かったのに…」
り「告白って…」
る「…あーもう
僕は…莉犬が好きです」
り「…それは
友達とし…
「んな訳あるか!」」
(あ、やべ
思わずツッコんじゃった
あー、莉犬顔真っ赤
ついでにるぅとくんも顔真っ赤)
る「…そうです…
さとみくんの言う通り
僕は恋愛感情的な意味で
莉犬のことが…好きです」
り「………」
る「…?りい…
り「俺も!
俺もるぅとくんが恋愛感情で好き!」」
る「……?!
え、でも、莉犬はさとみくんと付き合ってるんじゃ…」
り「えぇ?!
なんでそんなこと思ってたの?!」
る「だって…
昼間部屋で…キス…してたじゃん…」
り「うぇ?
キス?俺が?さとみくんと?」
る「うん…」
「あー…
あれは莉犬の目に入ったゴミを取ろうとしてただけだよ
まぁ、そう見えるようにしたのは俺だけど」
る「そうなの?!
なんでそんなことを…」
「いや、だってさ…
2人どう考えても両思いなんだし
でも、全然行動起こす気配なくてさ
なんか、俺がモヤモヤしたから?」
る「なんで疑問形なんですか…」
「まぁ、いいじゃん、いいじゃん」
る「( ゚д゚)ハッ!
というか、本当にさとみくんは莉犬のことが好きじゃないんですね?」
「そーだよ
恋愛的な意味ではね」
る「よかったぁぁぁぁぁぁ」
り「ちょっるぅとくん大丈夫?」
る「いや安心したら力が抜けた…」
(あーなんかいいなこういうの…
泣いてたのが嘘みたいだな笑
幸せオーラ出しやがって…)
「はいはい
じゃあ2人は両思い&付き合うことになった
これでOK?」
る・り「「……ポッ」」
(いや、ポッって笑)
「とりあえず2人で話な
ちゃんと」
る・り「「……はい!」」
「そんでちゃんと後で報告しろよ〜
散々面倒見てきたんだから〜」
る「あっ…
なーくんに連絡しなきゃ
僕ちょっと行ってくる」
るぅとはそう言って玄関の方に向かった
一方莉犬は
り「うぅ
わかったよ…
…ねぇ、さとちゃん」
「ん?」
り「ありがと」
「どーいたしまして笑」
り「ねぇさとちゃんは全部知っててこれやったの?」
「…さぁ?どーだろね」
り「もー笑」
(教えてやってもいいけど
それは後ででいいよな
いやぁ、周りにバレバレってこと言ったらどんな反応するんかな)
る「さとみくん…
なんでニヤニヤしてるんですか…」
「いやお前ちょっと引くなよ笑」
る「僕、莉犬を連れて帰っても大丈夫ですか?」
り「えっ、ちょ、るぅとくん?!」
「どーぞどーぞ
報告待ってるよ」
る「はい!それじゃあ!」
り「ちょっと、るぅとくん
待ってよぉぉぉぉ
あっ、ちょっ、さとちゃーん、お邪魔しましたー!!!」
「おうおう
じゃーなー」
(嵐みたいだな…笑)
(俺もあんな恋愛してみたいな
あいつと…)
-------------キリトリセン--------------
ここまで読んでくださってありがとうございます!
なんか、最後はさとみくん視点でのお話になっちゃう感じですが、しっかりそれぞれの目線で終わらせますよー!
しっかし、今回はかなり長くなりましたね!
読んでくださった方はすごいです(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ
えー次がこの話のラストです!
もしよろしければご覧下さい!
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