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第2話〜2〜
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「いお兄のって、大きいね。何処が感じるの?」
おぼつかない手つきの中、手を止めず洗い物を進める。弟は大きく反り勃つ逸物を握り、手を上下に動かして抜きながら問いかけてきた。そして、先端に舌先を這わせ小さな口をめいっぱい開けて焦らすように咥えていく。抜いていた手で、ふたつある袋を優しく揉んできた。
「っ……ど、こでこんな……」
「今、なんて?いお兄、答えてくれないの?」
小さな口で限界まで咥えると一度顔を引き、逸物の裏筋へ人差し指を直線書くように下から上へと這わせる。そして再び限界まで咥えると顔を上下に動かしていき、顔を引く時には口をすぼめ、小さな口の中は逸物が支配し、それだけでも苦しい中、舌を絡めて舐めや回す。
「あっ……八重斗っ、……中、き、つくて熱い……っ」
「んっぶ……ッう"……っ」
弟のフェラを受けながら、一つ一つ洗い物を済ませていく。フェラをしてもらっているが、小さい子の口を犯しているような感覚で罪悪感にも苛まれる。耳に聞こえてくる苦しそうな息遣いが堪らなく興奮する。そして、意地悪く腰を動かして口の中の喉の奥を更に犯してやりたいと加虐心が湧き上がってきた。
弟のフェラの動きに合わせ自らも腰を動かし、次のタイミングで喉の奥へ押し込もうとガツっと腰を押し出し、小刻みに律動を始めた。喉の奥の壁を太い逸物が擦れて快感が押し寄せる。
「ん"んン……っ、ぐ ッ……〜〜〜ンぶ ッ!!」
「ああ、小さな喉マンコ……はァ、気持ちい ッ」
苦しそうな声が耳を犯し、喉を塞いで閉まっている逸物はドクドクと波打ち、快感に身体を震わせて脳に刺激が走る。堪能すると腰を引き弟の口の浅い所まで戻すと、反撃と言わんばかりに、口で抜くスピードが一気に加速、見下ろせば涙目と鼻水で汚れグチャグチャな顔で必死にフェラをする弟の姿があった。
あたかも射精を促すようなスピードと暇手が袋を揉むダブルの刺激で、脈打った逸物は射精を待ちわびるように大きく肥大していった。
2人分の洗い物を終えて泡を流したものを水切りかごへ起き終わるとシンクに両手を着いて身体を支え、弟のいいつけどおり、ギリギリまで我慢した逸物ははち切れそうにギチギチで、それは弟の小さな口の中を塞ぐほど。苦しくても止まらないフェラに、弟への愛おしさが増していき、恍惚な表情浮かべた。
「ん"ぅ……ッふ ぅ"……っ」
「あ"あ ……っ、も、うイク……!!八重……斗ぉぉッ!!!」
達することを伝えると、弟の後頭部を両手で押さえつけて、口の中へ白くて濃い液体を吐き出していく。その液体はドロドロと生暖かく、独特な匂いを放つ。それが鼻についたのか噎せ返る様子を見ては申し訳なさそうに眉を下げて弟を見下ろす。
全て出し切ったあと、だいぶ苦しく疲れた様子の弟を解放すべく口から逸物を引き抜いた。途端、口では受け止めきれなかった白い液体が弟の口から流れ出す。
「八重斗……ソレ、飲み込んで欲しい、な」
弟と目線合わせる為にその場にしゃがみ込み、頬を両手で掴み見つめながら一か八か懇願してみる。可愛い弟はどんな決断を下すのだろう……興味津々でじぃ、と見遣る。苦しくも悔しそうな表情をしながらも弟は口の中を支配している白い液体を三度に分けて喉奥へと流し込んでいった。その様子は喉元が上下に動く動作で確認でき、満足そうに笑みを浮かべては弟の髪をわしゃわしゃと撫で回した。
「ぐ、は……っい、お兄!!……バカ」
「形勢逆転…かな?でも、きちんといいつけは守っ、たよ」
「はぁ、はぁ……な、んか調子狂う。けど……いお兄の大きくて濃くて……ボク、おかわり欲しくなっちゃった」
「何いってるんだ、今日はもうおしまい、だよ」
「明日は何しようかな、いお兄!逆転はもう懲り懲りだよ。だから……」
「だから?」
「ひーみーつ!」
弟は、厭らしくて可愛いお強請りの仕方をマスターした。そして、更に弟のS心に火がついたような気がした。それは気の所為なのか、どうなのか……今はまだ分からない。
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