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特訓
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「はるちゃん熱くない?」
「大丈夫」
悠は熱くならないように注意しながら髪の毛をすくって乾かす。
その動きがものすごく安心できて少し眠くなってくる。
「春陽寝るなよ!今から特訓だろ?」
悠にドライヤーをしてもらってる間に大知と心は二人でスマホを見ながら相談している。
「二人とも何の相談?」
「どのストレッチがセッ…じゃなくて走るの速くなるか調べてるんだ!」
「はるのためだ」
「ありがとう!」
速く走る自分やサッカーが上手い自分を想像してニヤニヤしてしまう。
「はるちゃん何笑ってるの?」
「想像してた!」
「はるちゃんは可愛いね」
そう言ってまた頭を撫でるから子ども扱いしないで!悠に向かって怒った。
「わかったよ。子ども扱いしないよ」
「俺たちと大人の特訓もする?」
「え!何それ!する!」
まんまと悠の口車に載せられたなんて気付かない。
はるひが大人の階段に片足を乗せた。
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