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大胆
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教室に入って大知の席を確認するはるひ。
まだ来てないみたいだ。
「どうしよう…どうやって言ったらいいかな…。」
「はる、どうした?」
「た!大知。」
「ん?なんだ?」
「今日の夜はるちゃんを俺が独り占めするから邪魔しないでほしいなぁって。はるちゃんもそれが言いたかったんだよね?」
突然の悠の発言に大知の顔はどんどん怖くなっていく。
「はる?本当か?」
「…ごめんなさい。」
「はるちゃんは別に悪くないから謝らなくてもいいのに〜。」
「俺は朝約束した。な?はる。」
「…うん。」
「はるは俺のものだろ、俺だけ見てろ。」
「僕は!ものじゃない…。」
言い返そうと思ったが、大知の圧に言葉がでない。
「はいはい!ストップ!」
「りゅう、お前には関係ない。」
「関係あるでしょ、大知は今日俺の部屋に来てくださいね〜。」
「わかったよな、大知?」
りゅうくんがはるひに向かってウインクをした。悠が手を回していたみたいだ。
「はぁ…わかった。」
いつもなら絶対に折れない大知だけど、何故かりゅうには逆らえない。
「悠?」
「どうしたの?はるちゃん。」
「なんで、大知ってりゅうくんの言うことは聞くの?」
「えっとね、はるちゃんにはまだ早いかな〜。」
「教えて!なんで?」
「んっとね、りゅうはご主人様ってところかな?」
「ん?何の?」
「内緒だよ。」
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