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準備
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伯父さんに連れられて食堂に来た。
「くしゅん」
昨日は服を着ないで寝てしまったからくしゃみが出た。
「慶太?誰がくしゃみしていいって言った?」
「あっ、え…と」
「まずはごめんなさいでしょ…」
「ごめんなさい」
「今日はやっぱり会社に行くのやめようかな」
「…でもお仕事が」
「誰のせいだろうね」
「…ごめんなさい」
「私の部屋でまってて。もうご飯はいらないよね?」
まだ少ししか食べてない。
でも伯父が言うなら。
「また勝手に寝てたらしたらわかってるよね?」
冷ややかな笑みを浮かべて聞いてくる。
小さく頷くことしか出来なかった。
先に伯父の部屋に行くために長い廊下を歩く。
ここを歩くと分からなくなる。
自分がどんな性格でどんなことが好きで何をしたいのか。
きっと伯父に話したらそんなものいらない言われるだろう。
色々考えているうちに部屋についてしまった。
「はぁ…」
ため息がもれる。
ゆっくりドアを開けた。
部屋で待っててはただ待つだけじゃない。
服を脱いでベッドに座っていることだ。
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