アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
支配
-
手を引っ張られて校舎裏まで来た。
こいつはさっきの笑顔は無くなって、俺の腕が折れそうなくらい力を込める。
「いっ!」
「まだもじもじくん、してたんだ。それに友達なんて作ってるし…」
「ここ座れ、」
「早く!」
こいつの言うことに逆らえない。
こいつを前にすると身体中に蛇が巻き付いたかのように動けなくなる。
「はぁ…おじさんが学校では自由にさせてるとは言っていたけどここまでとはなぁ…」
「おじさん…?」
「聞いてない?今日から一緒に住むんだけど」
「えっ…」
「何、その嫌そうな顔。泣かしたくなるからするな」
「…ごめんなさい」
こいつと一緒に住むなんて、学校まで支配されてしまうなんて。
「慶太はいい子だからわかるよな、俺の言うこと聞けるよな」
その手で記憶を蘇させるかのように俺の身体を触っていく。
「…やっ」
「抵抗するようにもなったんだー」
「ちがっ」
「家に帰ってからゆっくりお話でもしようか」
口角は上がっているのに目は笑っていなくて、俺の心まで見つめられてるかのよう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 91