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憂鬱
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いつものように起きたのに、憂鬱で。唯一の救いだった学校が怖い。
「行ってきます。」
海斗の声に自分が今歩いているのだわかった。
俺1人では歩くことのない大きな門を通って、当たり前のように車に乗った。
「朝に説明あったけど、慶太は今日から特Aに移動な。後、俺はおじさんみたいに甘くないから。ちゃんと天野家に恥じないようにしろよ。」
「わかったか?わかったなら慶太からキスしろ。」
全部の音が右から左に抜けていく。
海斗の言葉を理解するのに時間がかかる。
「はぁ…ノロすぎ。」
「ごめんなさい…今するから。」
触れるだけのキスをした。それでも自分からは恥ずかしくて、震えてしまう。
そこまま激しいキスに変わってしまって、息ができない。
「はぁ…かい、と…。」
「学校で俺以外と話すなよ。俺から離れるな。」
海斗の目が怖くて必死に頷いた。
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