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感情
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海斗が家を出て1人になるとローターの音だけが部屋に響く。
海斗が帰ってきたらセックスをするに決まっているから体力を残しておきたい。なるべく感じないようにジッとしていることしかできない。
今なら伯父さんが求めていた人形そのものだ、なんて考えてしまったせいか気付いたら涙が出てきた。
マイナスの感情を動かしても辛いだけなのに…。
こんな時はともと電話をしたくなる。ともと話している時だけが本来の自分に戻らる気がする。たわいもない会話が心を軽くする。
海斗もおじさんを亡くしてから何かのネジが取れたように慶太により執着するようになった。
もう戻れない…。
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