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散々いたぶって、何回目かの中出しをして終わらせる。手錠をほどいたら、その場にへたりこんだ。呆然とした泣き顔。やり過ぎたかな、と思ったけど、腕を伸ばしてきたから抱っこしてベッドまで連れていく。
金髪ベリーショートが可愛い男の子。とても年上とは思えない。ていうか全体的に色素薄い。日本人か? こいつ。
「ヤバい……………すげー気持ちよかったぁ……」
「ほんと? よかった」
「うん。人生で一番」
そう言ってくれると、こっちも満足する。たとえ嘘だとしても。まあ嘘には思えないけど。
こういうのって相性だし。
「煙草吸っていい?」
「どうぞー。…………てか、あんた未成年じゃないの?」
「やだなあ、成人っすよ」
「あれ? そーだっけ。大学生が何歳かなんて忘れちゃったわ」
火をつけて、思い切り吸い込む。セックスのあとの煙草が美味いなんて、思ったことは一度もない。
「……………普段なにやってる人? とか、聞いてもいい?」
「聞くの遅くない? オカマバーで働いてんの。ミサキちゃんの同僚」
あたしも煙草、と手を伸ばしてきたので、くわえさせて、火をつけてやる。
「誰、ミサキちゃんて」
「えー?………………ああ、あたしあの子の本名知らないわ。紹介してくれた子よ」
「ああ。………………ミサキちゃんね」
へえ。アキヨシって、そんなとこで働いてんのか。
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