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「は……………おかしい。……よく喋るね。………どこまでいくかと思ってたけど、もう限界」
「……人で遊ぶな」
「ごめん。……………一辺やってみたくてさ。夏輝が、深谷くん怒らせたらすごく面白いって言うから」
さらりと髪を揺らして、アキヨシは謝る。ふ…………ふざけんな美人さんめ。いや、浅原め。
あいつ、なに吹きこんでんだ。
「…………それで態度悪かったわけ」
バスタオルを畳んで、また先程の定位置に戻るアキヨシに聞いた。
「いや? それは純粋に君にムカついてるだけ」
「んだよ」
「仕方ないじゃん。…………夏輝、君のことばっかなんだもん」
「どこがだよ」
並んでベンチに座るのは気がひけて、コンクリートに直に座る。冷たい。
「…………………」
「…………………」
「…………………」
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