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正午
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時計の針がどっちも上に来たからご飯の時間。
昼食は神童さんが作り置いてくれたものをレンジでチンして食べる。
神童さんは毎日ご飯をくれる。
前は何日かに1回だけだったのに、毎日3回も食べていいって言うの。
食べてもっと太れって。
ご飯はまだあんまり上手に食べられないけど、時間をかけてゆっくり食べる。
昔はお皿も洗わされてた。
出来なかったら蹴られたり殴られたり。
お皿の洗い方は神童さんに教えて貰ってはないけど、洗っていいかな。
立ち上がって、お皿を水につけて、、、と水を出した時、急に怖くなってしまった。
大丈夫。大丈夫。
神童さんの声を思い出しながら目を瞑ると心が落ち着いた。
洗剤をつけて、お皿を洗う。
洗い終わった時、少しフラっとして座り込んでしまった。
でも、そう感じたのは一瞬で、だけど立ち上がる事は出来そうになくて、四つん這いになって寝室へ入った。
奏斗さんに貰った絵本を持って、また絵本を読んで寝た。
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