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記憶
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『暴れんじゃねえ!』
『大人しくしねえと殺すぞ』
『悪い子にはお仕置きしなきゃねぇ』
『動けなくなるまで可愛がってやる』
いたい、いや...こわい。
こわい、こわい、こわい、こわい。
「もうすぐ終わるからね」
なに?わかんない。
「いた...わかんな...」
身体はビクともしなくて、ふと周りを見ると、ぼくを押さえつけているのはあのときのおにいさんたちだった。
なんで、、なんで...
「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ、いやだ...いやあ!ごめんなさっ、」
頭に手が伸びてきて、髪を掴まれるんじゃないかって身構えていると、だんだん息ができなくなってきた。
「先生!凛月くんの様子がおかしいです!」
「過呼吸か?あとは針を抜くだけだから抜き次第対処しよう」
「ひっ、、はっ......ひゅっ......」
「よし、仰向けに寝かせてくれ」
おにいさんたちに身体を触られるのがただこわくて、なにを言われてるのかわからない。
苦しい。こわい。
「凛月くーん!わかるかな?ゆっくり呼吸したら楽になるよー」
「っ...は、、、」
「凛月くん?手に力入るかな?」
「はぁっ......」
「だめだな。今日、神童さんは来てるか?」
「はい。病室でお待ちいただいてます」
「このまま病室まで運んで、神童さんでも落ち着かせられなかったら薬を投与してくれ」
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