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*焦り
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遥は焦っていた。
普段あまり焦っていることを見せんような人ではないが、その相手が好いている人となると、やはり彼も一人の人間なのだろう、顔に微量の焦りが見える。
「はるちゃん…」
「あぅ…んっあ…、、ぐっん″っっ!……」
姫崎家の地下室に閉じ込められて早6時間。
帳は誰もいない部屋で悶え、喘ぎ、苦しんでいた。奏が部屋を出ていって5時間、ずっと空イキばかりで、自身のものは赤黒く腫れ上がり、もう限界だと訴えている。
「…っ…も、むりぃ…っ!……あぅぅ…」
もう何回目だろう、数え切れない空イキを繰り返している。イったところで次々に来る快楽が彼を襲う。
(はやく……来てっ……!もう無理…)
「んぁあっ!……はぁ、はぁ…あぅっ…」
ギィィ…
「…なんだ、余裕なさそうな感じだな」
「んっ、も、と……てぇ…」
「仕方ないなあ、取ってやるよ」
しかし、奏が取ったのは手と足の拘束だけで、ナカに入っているものは何も取らなかった。
「あともうちょっと頑張ろーな。でもナカのやつは取ったらダメだ。ま、もっと欲しいんだったら好きにすりゃいいけどな」
「んんッ…」
帳は足を閉じて、モノのナカにあるものを取ろうとするが、手は疎か体全体に力が入らず、何も出来ない。
それがどれだけ苦しいことか。
彼が奮闘している間に、奏は部屋を出ていた。そして彼は画面のたくさんあるモニタールームに入った。
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