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想いは募るばかり
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鉄朗さんに彼女ができたと知ってからも僕の気持ちが消えることはなかった。
まるで彼に縛られているみたいだった
僕が離れなれない間にも鉄朗さんは変わっていく
部屋から彼のものがどんどん減っていった
きっと彼女の家に泊まる回数が増えたからだろう。2人の家だったはずが僕だけの家になっていく。
僕はそれに耐えられなくなって鉄朗さんに言ってみたことがある
ケイ「黒尾さんたまには一緒にご飯食べませんか?」
鉄朗さんは嫌そうな顔で
テツロウ「お前男なのにキモイこと言ってんじゃねぇよ。男2人で飯食って何が面白いんだよ」
ああ、この人は心の底から僕を嫌がってる。もう前のようには戻れない。
直感からそう感じた。
彼に僕への気持ちはもうない。きっと記憶が戻ったとしてももう帰ってこない。女性と付き合った方がいいと思うに決まってる。
それでも僕の鉄朗さんへの想いは募っていく
辛くて苦しいのに何故か止められない
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