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夏の体温
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いつも永遠を想って傍にいた
掠めるようなキス
指先が触れるだけで幸せになれた
消えることない夏の記憶
空よりも近く君を感じていた
太陽の下で
激しさよりも優しさを知り
君を抱きしめる度 せつなさを覚え
濡れた髪を僕の肩に押し付けては微笑む君を
心から愛しいと思った
青い海の中で
お互いをわかり合い
君に名前を呼ばれる度 恋しさが募り
そんな日常がたまらなく大切に思えた
通り過ぎたあの夏の日
僕は泣くことは弱さではないことを知り
穏やかな中にも強さがあることを
君は教えてくれた
今でも海岸を歩くと
君に呼ばれてる気がして振り返る
もうそこには君の姿はなくても
まだ君の感触の温かさが残っているから
君の言葉はずっと僕に勇気をくれるから
僕は前に進んでいける
忘れることのない夏の体温
海よりも深く君に惹かれていた
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