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◇
(……やり過ぎたかな)
気を失って前に倒れた秋から自分のものを抜いた。
一旦ベットに寝かせ、お腹が冷えないように布団を被せて水とタオルを取りに行った。
「…あつむか柚希君暇?暇だよね?コンビニでプッチンプリン買ってきて」
「んー暇だけど質問するなら返答を待とうや」
すかさずあつむに突っ込みを入れられたが、無言でお金を渡して洗面所へ向かった。
(そんな汚れてないから二枚でいいか。あと念のため保冷剤も)
肩は外れてないとはいえ、痛かっただろう。
冷蔵庫から天然水のペットボトルを取り出し飲み干す。
お湯を沸かしている間に秋の体を綺麗にしようと、二階へ上がった。
起こさないようにそっと抱き抱え、丁寧に拭いていく。
中には出していないため、赤くなった目元を冷やしてあげながら、汗や体液を丁寧に濡らしたタオルで拭き取った。
(少しは肉付いてきたかな)
まだ少し骨が浮かんではいるが、前よりかはマシになったように感じる。
布団を被せ、一階に降りて沸かしたお湯でココアを作る。
「プリン買ってきたよー」
「ありがと」
結局二人で行ってきたらしい。
お釣りとプリンを受け取り、スプーンとココアの入ったらマグカップを持って二階へ上がった。
サイドテーブルにすべて置き、クローゼットにしまってある水色のバスローブを秋に着せた。
布団を首までしっかりとかけ、秋が起きるまで椅子に座って本を読んだ。
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