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◇
秋が寝たのを確認し、体を予め準備しておいたタオルで拭き取る。
(あれだけ焦らしながら沢山イかせたから相当敏感になってるんじゃないかな)
そんなことを考えながら秋に軽く布団をかけ、下に降りる。
「あ、やっと降りてきた。ご飯とっくに出来てるからチンして食べて」
「ごめん。ありがと」
「秋クンの声めっちゃ聞こえてた」
「可愛いでしょ」
その時の様子を思い出すと、ゾクゾクとする。
とろとろな顔で必死に俺の名前を呼びながら許しを乞う秋はとても可愛かった。
「ほどほどにしときなよ。秋くん退院したばっかなんだから」
「わかってるわかってる」
お湯で濡らしたタオルを上に持っていき、念入りに体を拭いた。
「……んん………ひろとしゃ……」
ポツリと出た寝言に、胸が締まる。
「……あー…もう………かわいい………」
思わず口に出し、秋のお腹を撫でた。
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