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「ア゙ア゙ア゙ァァ…ッッ!」
痛みに叫び声をあげる。
泣きながら嫌だと訴えても、将平にとってそれはただの興奮材料でしかないらしく、更に刃を深く刺し込む。
「やだぁっ、やめて…!
ごめんなさい!ごめんなさいッッ!」
自分が何を言っているのかも分からない。
「かーわいい。何に謝ってんの?」
刃をズズ…と下に切り込まれる。
「あ"あ"ぁっ!い、い゛だッ!?
ア゛ッ、やめっっ…!」
あまりの痛さに気を失った。
目の前が真っ暗になった。
そしてまた痛みにより現実に引き戻される。
助けて…!!だれか……たすけてっ!
「やめて欲しいか?」
甘ったるい笑みを口の端に乗せて、将平が訊いた。
「やめて…!やめてっ!」
はくはくと息を切らしながらも必死に頷く。
「約束しろ。俺から一生離れないって」
傷口を指でグッと押される。
「イ゛ッッ!し、します…はな、れませんッ!
だかっ…も、ゆるして…っ」
この痛みから開放されるなら、僕はもうどうなったっていい。
だからもうやめて……!痛いのはやだ…!
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