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うごめく欲望と闇の獣①
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※⚠触手姦注意
ピチャピチャと水が滴る音がする。宝はゆっくり目を開けると目の前には排水管らしきパイプが見える。どこかの地下だろうか。それより身体が何かにガッチリおさえられて動かない事に気付く。
目線を下に向けると、緑色の植物の蔓のような物に巻かれていた。だが感触はヌルヌルしていて肉のような厚みを感じる。
「ひいっ!な、なんだこれ!?」
ジュルジュル・・・宝が声を出して身動きすると緑色の蔓も動き出した。
「これって植物の蔓というか、触手?」
緑色の触手はギチギチと宝をさらに締め付ける。息苦しさはあるが頑張れば抜け出せそうだと動くと、上の方からまた別の触手が降りてきた。本体はいったいどこに居るんだろうか。降りてきた触手は宝の顔の前で止まると、いきなり口に突っ込んできた。
「んゴッ!?ん、んんッ、んー」
太さはあまりないが喉奥の壁まで侵入され息ができない。侵入は口内でウネウネと動いたり抜け出さない程度に抜き差しされている。まるでフェラのような動きに、宝は恥ずかしくなってくる。
ズボズボと宝の口内を侵す触手はさらに動きが激しくなり体液が溢れ出て来る。
「んんッ!んっ、んんッ!んんんッ!」
ドプリッ
触手の表面から大量の体液が放出され、口を塞がれていた宝は体液を飲み込んでしまう。体液を出した触手は宝の口から抜けてスルスルとどこかへ引いていく。
「がっ、ごほっ、ごほっ、ぅ、うえっ。な、なんだこれ・・・・?あっ、っ、あ!?」
口に中出しされた宝はむせ込みある異変に気付く。身体が火照り出し下肢に見覚えのある熱が溜まっていく。体液は催淫効果があるのか宝は発情していた。
その熱を感知したのか触手は宝の両腕と両脚だけに触手を絡ませて宙に浮かせる。そしてさらに伸びてきた触手で宝の衣服の隙間から侵入し一気に引き裂いた。衣服を破かれ宝は素っ裸になる。
「うわっ、なにするんだ!?あっ!あ、なにっか、尻に!?」
尻の狭間にヒタヒタと何かが当たる。顔を持ち上げて覗くと触手が尻の狭間で蠢いている。そのまま後孔を突きだし明らかにそれを入れるつもりだ。
「い、いやだ!こんなのにエロゲーみたいに犯されたくないっーーーーッ!!!!!」
ズブブ
とうとう触手は宝の後孔の中へと侵入した。太さはそんなにないが人間のアレとは違ってどこまでも奥まで侵入してくる。そのまま腹の中でグネグネとうねりときおり腹をボコボコと押し上げる。
「あっ!ああっ!あぐっ、ひっ、ああっ!」
触手は容赦なく宝の中を凌辱し、体液をドロドロと放出しだす。動きは抜き差しも加わり体液のヌメリで宝の後孔はじゅぶじゅぶと卑猥な音を出し始める。宝は触れられてもいないのにいつの間にか勃っていたソコが絶頂に近いのを感じる。
「ひぁ、あッ!あっ!イくっ、イくっ!もっ、あ、ひっ、あ、ァ、あアァァッ!」
ドクンっ
宝は触手に犯されながら射精した。だが人間とは違い触手は容赦なく宝の中を嬲り続ける。何度めかの絶頂の頃には宝の意識はほとんどなく、催淫効果も効いているのかただ快楽の言葉しか出てこない。
「んはぁっ、あっ!や、あ、きもちい、あっ、あ!おくが、ぁ、すごっ」
やがて後孔には2本目の触手が侵入してきた。1本目の触手と擦れて交互に抜き差しされ宝の後孔や勃ちっぱなしのソコはビショ濡れで体液なのか白濁なのかわからないほどだった。
「っひ、2本なんか、ムリだっ、うあッ!あ、キルシュ・・・ッたすけ・・・あぁ、んんッ」
かろうじて残っていた意識の狭間で、キルシュの名前を口にする。だがここには今居ない。
すると宝の下の方でとぐろを巻いていた触手の隙間から1番太い触手がせり上がって来た。明らかに人間に入るサイズではない。それが見えていない宝はコレから迫りくる絶頂に気付くはずもなかった。どんどんせり上がって来た太い触手はとうとう宝の蕾へと到達し無理矢理こじ開けようとした。
「うあっ!?むりっ、むりぃ!そんなの、さけ・・・るぅッ!あっ、あっ、キル・・シュ、きるしゅぅ・・・」
「呼んだかよ」
キルシュの名前を呼んだと同時に触手の周りに無数の赤い魔法陣が出現し、中から赤い鎖が飛び出し触手を貫いていく。触手はたまらずに暴れ出し宝を放した。
支えを失い落ちていく宝を、誰かがキャッチし抱えながら宙を回転する。そのまま1番太い触手の上に飛んで足元に魔法陣を発生させる。
「気色悪いのを、俺のモノに勝手にぶち込んでんじゃねぇよ」
その魔法陣を蹴り落とすように踏むと、魔法陣は触手めがけて飛んで行き触れた瞬間爆発した。触手は弾けて飛び散り、他の触手も痛がるようにうねり出す。爆風に乗ってその場から離れ近くのパイプの上に着地した。
宝は朦朧とする意識の中で自分を抱える人物をよく見ると、キルシュはじっと宝を見ていた。
「勝手にぶち犯されてんじゃねぇよ、クソ奴隷」
「っ、きるしゅぅ・・・あ、きすぅ・・・」
「は?」
触手の催淫体液でまだ発情中の宝は夢心地にキルシュにキスを強請る。ネクタイを引っ張り顎にちゅうちゅうとキスをし始めた。キルシュはそんなつたない宝にゾクゾクし、キスをしてやる。舌を絡ませてたまに甘噛みしてやるとビクビクと身体が跳ねる。
「ん、っん、ふぁ、ぁ、きるしゅ・・・ぁ、いれて・・・」
「宝・・・」
呂律の回らない宝の様子がおかしいのはわかるが、素直に求められるのも新鮮で応じたくなる。が、その欲望は下からのカノの声に遮られた。
「ちょっと!そこのバカップルさん!今、戦闘中なんだけど!!!」
「・・・チッ、そうだった。おい、ここにいろ。わかったな」
「んっ、わかった・・・から、はやく中かきまわしれ・・・」
「ーーーーっ」
明らかにわかってない。絶讚発情中の宝を動かないように、自分のネクタイで素早く手を縛り制服のシャツでぐるぐる巻にしてからめちゃくちゃ不機嫌に触手を睨む。
「コロす」
キルシュの金目が殺気を放つ。そして魔法陣を足場にしながら移動し、足の裏に魔法陣を出現させたまま下で蠢いている触手を踏み潰した。
キィーーーー
触手はどこからか金切り声を上げて、とぐろを巻いていた触手を解き始める。その最奥には本体らしきラフレシアのような巨大な蕾が棘だらけの口を開けていた。
「うわ・・・アレが本体、こわっ」
「人間さらって食わずに、胎内に種植え込んで仲間増やしてたってわけか」
「だから誘拐された時はなんでもなくて、その後に種が孵化してたのか。とりあえず、本体ぶっ壊さないと被害が増えちゃいますね」
「本体は根を張りすぎて動けないみたいだな。嬲り放題だぞ。今日のメインディッシュは、丸焼きと刺し身どっちがいい」
「じゃあ、せっかく刀持って来たんで刺し身で」
「オーケー」
本体は暴れ出し無数の触手を天剣の警官に向かって襲いかからせる。警官達は対抗武器の刀を持っていたので、触手を斬り落とした。
触手の相手は応援に来た警官に任せ、キルシュとカノは本体の蕾へ触手を足場に向かっていく。次々と伸びてくる触手をカノは刀で切り裂きながら進んで行く。カノは刀での攻撃が得意なようだ。
「まずは、1本目!」
先に本体の口へ到達したカノは、刀を真下にてし口の中に突き刺す。本体は青色の液体が噴出しもがく。効果があったようだ。次にキルシュは刀に魔法陣を宿らせると、そのまま口の中に突き刺した。
「ヴァージン2回も奪われて逝けよ、バケモン」
中で魔法陣が分散し、触手はスライスするように弾けた。青い液体が飛び散る前にキルシュはその場を離れる。刻まれた本体はついに活動を停止した。
「あーっ、キルシュさんだけ汚れないとかズルいっ!」
「お前がノロすぎるんだろ」
「オレの大活躍の1本目のおかげですからね」
「はっ、バケモンの初めての男になれてよかったな。カノは本体片付けとけ、俺はあいつを回収して来る」
「その言い方なんかヤダなぁ。まぁ、りょーかいしました」
キルシュはパイプの上に置いて来た宝を回収するべく上へ魔法陣で駆け上る。拘束された宝はぐったりしている。抱き起こして様子を見るが息をしているので、とりあえず近場で休ませるかと抱える。外に出て路地裏を歩く途中で宝が気付いたのか、ネクタイをグイグイ引っ張る。
「どうした」
「・・・きるしゅ、はやく、いれて、かきまわしれ」
「おい、わざとか」
「奥が、ビクビクひて、あつい・・あっ、ん、んんッーーーーッ!!!」
キルシュも正直限界だった。宝を乱暴に下ろして壁に手をつかせると腰を強く掴んで支え、一気に雄の欲望で貫いた。体液がまだ中に残っている宝の後孔は獣をすんなり受け止め、いきなりの激しい抜き差しにぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてる。
「あ!あ!うぁ!ぁあっ、かたいぃ、もっと、奥まで、んんッ」
「は、ぁーーーくっ、雌犬穴犯されまくって悦んでるんじゃねぇ!」
「ぅあっ、ああっ!ああっ!ぁ、きるしゅの・・で、きるしゅのが・・んっ、いい」
「ーーーーっ」
「はぁ・・あ、きるしゅのコレ、今・・俺だけ?ふ、ぅ・あっ・・俺だけのもん?」
宝は伸ばした手で自分の後孔で繋がるキルシュの雄をそろそろと撫でる。キルシュは宝のいやらしい手つきにさらに中で欲望を膨らませ、金目をギラギラと光らせた。
「あぁ、今はお前のもんだ」
「・・ん、んっ、・・・きるしゅの金目、・・・・すき」
「っ!」
「あっ!あっ!あっーーーああああっ!!!も、らめ!いくっ、いく、ぅーーーーッ!!!」
どの意味での【すき】かはわからないがその言葉に煽られキルシュは、背中から覆いかぶさり腕の中にキツく抱き締めるとパンパンと尻肉のぶつかる音を激しく響かせた。
絶頂の近いキルシュも自分の熱を解放するために、動きをどんどん激しくしていく。何より自分の狂気の欲望で何も知らない素直な宝を穢して、奥の奥まで堕としたかった。
「くっ、はぁはぁ、宝、中にぶちまけて種付けするぞ!!!」
「ぅあッ!ああ!ぃあっ、あっ、んあぁああーーーーッ!!!!」
キルシュは宝のうなじを思い切り噛み付き、最奥まで突き上げて獣の熱で種付けした。その荒々しい熱とうなじに噛み付かれた痛みで刺激され、宝も達した。ガクガクとキルシュの雄を締め付けながら脱力し崩れ落ちそうになるが、力強い腕に抱えられついに意識を失う。
意識を失う宝の中から雄を抜き去り、宝の後孔から溢れる白濁を眺める。はぁはぁと自分らしくない荒い息と肌に張り付く汗が不快だった。
キルシュは気持ちいい事は好きだが他人を必要に求めない。ただ珍しい変わり種でアンバランスな容姿が気に入っただけの宝を、気まぐれで使い魔にしただけだった。
だが今はどんどんのめり込んでいくのに気付き始める。離れようと独房に入っていた自分を迎えに来て血だらけでもキスをして、自らの意思で玄関の中へ入れて自分を受け入れたあの日から宝への執着が酷くなっていた。
「ハハッ・・・ククッ・・・低俗のクソ野郎だな、俺は、ハハハハッ」
宝をつよくかき抱きながら、獣は自分の中のドロドロした闇に笑うしかなかった。
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