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魔術師VS魔術師②
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警備部に戻った宝とキルシュは怪我の手当をしてシャワーを浴びると、取調室へと入った。中には椅子に拘束されたアズとショートをカノが見張っていた。
キルシュはカノを外に出して、絶対入ってくるなよと釘を刺す。
「なぁ、ショート。俺達このコワイ眼鏡にボコボコにされちゃうのかな〜」
「顔面矯正でアズの顔、イケメンになるかもよ」
「ボコボコにしちゃうの?キルシュ・・・」
「いや、ボコボコにはしないが、視姦プレイには付き合ってもらう」
「「「は???」」」
キルシュ以外の3人の声がハモる。視姦プレイ、何を視姦するのだと思うが時すでに遅し、宝とキルシュがセックスするための視姦プレイだった。キルシュも二人の前に椅子を置いてそこに座るとおもむろに自身の雄を取り出した。
「宝、これ舐めろ」
「えっ!」
「俺のを舐めて咥えてイかせろ」
「な、なんで人前でそんな事しないといけないんだっ」
「知らない奴に着いていくなって言ったよな?」
「うっ・・・わ、わかった・・」
宝はキルシュの脚の間に膝立ちし、まずはキルシュのモノを掴んでみる。あまりじっくり見た事はないので、いざ凝視すると半勃ちでもないのに予想外に大きい。宝は意を決して先端を咥えてみた。
「あむっ」
「ふっ・・・」
一瞬鼻で笑われたような気がしたが、とりあえず雄を咥えたままの宝はこれからどうしようと迷う。宝だって自分がどこを触られれば気持ちいいかは、なんとなくわかるので先端を舐めてみる。そのまま裏筋を舐めてみると一瞬ビクッと雄が動くので、ここかな?とさらに舐める。
しばらくそうしているとだんだん勃ってきたので、咥えてみた。ギリギリ口には入るが、奥までは無理そうなので浅い所でちゅぽちゅぽと出し入れしてみる。
「っふ、ぅ・・ん、む」
「・・・宝、鼻で息してろよ」
「?ーーーーッ!?・・・ッ!・・ッ!・・んぐぅ・・ぐ、ふっ!」
「はっ」
いきなり頭を掴まれ雄を喉奥まで咥え込まされる。入らないと思っていたのに、喉奥の肉壁まで届きそうで宝は恐怖と羞恥で涙が溢れてくる。強く上下に動かされうまく呼吸が出来ない。
そんな咥えるだけでいっぱいいっぱいの涙目の宝に興奮して、容赦なく口の中で育つキルシュの雄の凶器。
「・・ッ・・ッ、ん"ん"ぅ・・う"ッ・・ぐ」
「やっぱり全部は無理か。宝、そのまま口開けてろよ」
「ッ・・ぅ''・・ん"ん"ッ!」
「っ」
ドクンッ
宝の頭をガッチリ両手で固定して下から突き上げながら律動したキルシュは、宝の喉奥ギリギリで止まり射精した。苦しくて宝は離れようとするが手と足で身体をガッチリ固定され、口腔内を精液で犯される。
「宝、全部飲め」
「ぅ、ぐっ・・・んぐっ、んっ」
「よしよし、いい子だ」
「ゴホッ、・・・んっ、はぁ、はぁ」
初めてのフェラどころかほぼイラマチオで口腔内をさんざん犯され、精液まで飲まされた宝は咽て床にへたり込む。
そんな無理矢理プレイを見せつけられた、アズとショートは前屈みになって2人に釘付けだった。おそらく勃っているのだろう。
「くっ、なんてドS眼鏡なんだ!俺もイジメられたい!」
「・・・っ、バカじゃないの、アズ」
「じゃあもっとサービスしてやるよ。宝、スボン脱いで膝を跨げ」
「はぁはぁ、ゲホッ、ま、まだするの・・」
「そのための貸切り取調室だ」
「職権乱用だよ・・・」
宝は諦めてスボンを脱ぎ、キルシュの膝を跨ぐようにして立った。予め用意していたスボンからローションを取り出し、宝の蕾に塗り込んでいく。指を徐々に増やし、後孔からじゅぷじゅぷと音がする頃には宝は前のめりになってキルシュにしがみついて喘いでいた。
「・・はぁ・・んぅ、キルシュ、俺、んっ、もうダメ・・」
「じゃあ、この前のアレ言えよ」
「んっ、うっ・・・?」
「触手に犯されてた時に『俺だけのキルシュのモノ入れて奥までかき回して』って、お前言ってただろ。入ってた俺のモノ掴みながら」
「なっ、なんだそれは!?言ってない!やってない!」
「というかお前、セックス中にぶっ飛んでる時はだいたいエロい仕草しかしねぇよな?」
いつの話を蒸し返してるんだと、宝は追い打ちをかけられたように羞恥に染まる。でも言わないとおそらくずっと朝までこの状態もあり得る。宝はもう恥を忍んで口に出した。
「お、俺だけの・・・キルシュの・・・入れて、奥まで・・・かき回して」
「オーケー、入れてやるよ」
「あ、はぅぁああーーーーッ!」
宝の尻肉をガッチリ掴み開かせると、後孔にいきなり雄を最奥まで突き込んだ。いつものことながらキルシュの無茶ぶりに宝は目眩がしながら、雄を飲み込む。
まだキツイ宝の後孔に締め付けられて満足のキルシュは、かまわずにガツガツと突き上げる。
「あっ、あっ!や・・あぁっ!んっ」
「見ろ、ショート!ドSの容赦ない攻めが開始されたぞ!くっ〜」
「なに呑気に実況してるのさ、バカじゃないの」
「あ~俺も玖音さんにガツガツ攻められたい〜」
「っ、あんなおっさんより、俺の方が・・・」
「おおっ!ショート、卑猥な音がどんどんエスカレートしていくぞ〜」
「・・・」
アズは性にオープンなので特に眼の前でセックス見せられようが、気にしてはいない。が、まだ未成年のショートは童貞なのかまともに直視出来ない。
キルシュは宝が羞恥で乱れているのに満足しているので、とりあえず2人は気にせず行為に没頭する。一度宝から抜いて、宝の上着の前を開けさせると机にうつ伏せにさせる。
「・・あっ、もう抜くの・・・おわり?」
「これからもっと楽しいぞ」
抜かれて喪失感に物足りないのか宝は無意識に自分の尻肉を広げると、後孔からローションが溢れて蕾から内股まで濡らす。普段色気のかけらもないほど平凡すぎる宝がそんな仕草をして、キルシュは背中がゾクゾクした。
そのまま骨盤辺りを掴んでバックから一気に凶器を埋め込んだ。パンッパンッと狭い取調室に響く卑猥で強烈な音は、獣の欲望の檻と化す。
宝の首元でシャラシャラ鳴る制約の鎖を引っ張って、耳元で囁く。
「見られて嫌なんじゃないのか?自分から腰振ってるぞ」
「ああ!あッ!・・ひぅっ!あ、あ、はげしい、ああッ!」
「クっ、ハハッ、宝、このままハメ殺したい」
「あっ、な、なにッ?あっ、も、だめ!だめ、いくぅ・・・ッッ!ーーーーあああぁッ!」
宝は獣の容赦ない欲望をガンガンぶつけられて、とうとう耐えられずに仰け反りガクガク震えながら絶頂に達した。キルシュもその射精の締め付けに煽られて、腰をみっちり打ち付けて中に欲望をぶちまける。
「・・・・っ、っ」
「はぁ、はぁ・・・宝?おい、気絶してんのか?」
宝は机に突っ伏してビクビク身体を跳ねさせながら気絶していた。本当はこのまま2回目もしたいが、意識のない宝を攻めてもあまり面白くないのでまだ鎮まない雄をしぶしぶ引き抜く。グポッと艶めかしい音と一緒に中出しした白濁がドロリと溢れて床を汚す。
とりあえず自身の雄をスボンに仕舞い込み後ろを振り返ると、アズとショートはぐったりしていた。
「おい、変態ガキ共」
「はぇっ、最高でした!兄貴のドSっぷり!」
「ぅっ・・・」
「天剣の下僕になるなら今回の件は見逃してやってもいい」
「はい!はい!下僕になりますー♡あぁ、でも俺は玖音さんの心の下僕なのは変わらないので♡」
「で、そっちの金髪は?」
ショートは、バカではなさそうなので少し考え込んでいるようだ。
「玖音さんって刑期何年くらい?」
「あー?そうだな、200年くらい」
「200年!?そんなに長生きできないよ!玖音さん骨になっちゃうよー!」
「あいつはUnderBlackDogの以前から闇稼業に足突っ込んでたからな犯罪歴がお前らの比じゃねぇんだよ」
玖音は軍人時代前からそれなりの犯罪歴があり、それこそ非人道的な事も平気でしていた。
「じゃあ条件がある。僕らが天剣の下僕になる代わりに、玖音さんの刑期を短くしてよ」
「そんなにあいつの事気にしてんのか。お前ら勝手に拾って勝手に犯罪行為させてた奴だぞ」
「玖音さんはなー!行き場のない俺達を拾ってくれた!UnderBlackDogは、行き場のない奴の墓場。玖音さんは墓守だ。どうせのたれ死ぬなら玖音さんに覚えてもらったまま死にたい」
「まぁ、僕もそんな感じ」
「はぁ・・・。オーケー、犯罪者の更生も警備部の仕事だ。悪いようにはしないよう言っておいてやるよ」
「さすが兄貴ー!ナニもデカイが懐もデカイ!ぎゃっ!」
キルシュはバカさが突き抜けているアズと相性悪い気がして、アイアンクローをかます。そして思い立ったようにアズのズボンのジッパーを下ろすと、ブルンっと勃ち上がったモノが勢い良く飛び出した。
「いやんっ、兄貴ってばまさか俺も可愛がって・・・」
「可愛がってやるのは、お前だ金髪。こいつの咥えてイかせろ」
「えっ、や、やだよ、アズの咥えるなんて!」
キルシュはアズの耳を塞いで、ショートに話しかける。
「ここいらで一発やっとかないと、この単細胞には一生わからんぞ。お前、玖音を助けるふりして実はこのピンクのバカのためだろ」
「うっ」
「おら、今がチャンスだ」
「え、なになにー?」
ショートは今までずっと隠してた思いを壊されたくなくて、縛られた腕のまま立ち上がりアズの脚の間に顔を寄せる。
「ああっ、ショートぉ♡そんな嫌そうにー♡興奮するー♡」
「ちょっと黙ってよ!」
二人がそうこうしているうちに、キルシュはアズの喘ぎ声がうるさいので宝に服を着せて抱え部屋を出た。部屋の外にカノが待っていたが、あと1時間は待ってやれと中に入るのを制した。
天剣の中央棟の最下層には特殊な魔力障壁で施された独房がある。主に特殊な魔術師を収容するための事実上の監獄だ。その中に収容された玖音は、拘束されエイドと対峙していた。
「久しぶりだね、音無玖音(おとなしくのん)」
「エイド、10数年ぶりか?相変わらず年取らねぇな、お前」
「君は老けたね。ところで宝君にぶちのめされたんだって?」
「あぁ、あいつ魔術師なのか?パピーの制約の魔術使ってだぞ」
「へえ、それは面白い」
「心臓も共有してるみたいだな。死ぬ気か、あいつ」
「キルシュはギリギリが好きみたいだからね」
「まぁ、あいつが死のうとどうでもいいがな。宝は俺も興味ある」
「奇遇だね、僕もだよ」
エイドはいつものようににっこり微笑む。エイドがにっこり笑う時はたいがい何か企んでいる時だ。目的はまだわからないがろくな事ではなさそうだ。
「そうだ。君の仔犬達はだいたいは一般世間に返してあげたけど、使える子はうちで引き取るから」
「そうか。ここが今度のあいつらの墓場か」
「君にも墓守として働いてもらうけどね。仔犬が君を助けるために刑期を減らそうと必死みたいだよ。健気だよね」
「バカな奴らだぜ、まったく」
「正義のためには悪をなさねばならない。君の精神論、僕も好きだよ」
「・・・お前は、もっとその先を見てるだろ」
「・・・」
エイドの瞳は琥珀色から赤色に変わっていた。瞳が変わるのはエイドが怒っている証拠だ。
「僕はね、探しているんだ。『彼』をずっと待ち続けている。そしてもう見つけたかもしれない」
「エイド、お前・・・」
「さぁさぁ、話は終わりだよ。ようこそ天剣へ、君の正義を貫かんことを」
こうしてストリートチルドレン達との戦いは幕を下ろした。だが魔術師による犯罪がどんどん明るみに出る事で、街はいっそう闇に飲まれていく事になるとはまだ誰も知らなかった。
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