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教室
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暇、だな
明日からは2人にも言ってもう少し遅く来よう
外を眺めながらぼーっとしてると前のドアがガラッと開いた
「あっ、」
光也、来ちゃった…
いや来るのは当たり前なんだけど
「簓っ!?おい簓、朝大丈夫だったかよ!」
「あ、え?うん大丈夫、だよ。」
「ごめんな、何も力になれなくて…」
「あ。いや、全然、大丈夫…。てかまだ話しかけてくれんだね。」
「何言ってんだよ、友達なんだから当たり前だろ。」
「…っ。だって僕、光也の手、拒んだ…。」
「……なあ、あいつらとどういう関係なんだよ。少なくとも友達ではねえだろ。」
「え、っと…ともだち、だよ?
朝のあれは、ちょっと喧嘩しちゃって。ごめんね、あんなのに付き合わせて…。」
「…本当か?俺にはただの喧嘩には見えなかったけど。」
「ほ、ほんとだよ!晶はちょっと朝が苦手で、普段は全然あんなんじゃないから、大丈夫…。大丈夫だよ。」
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